産業懇談会【メールマガジン 産懇宅配便】 第145号 2014.6.30 発行

メールマガジン■産懇宅配便■

平成26年6月度(第145号) 目次
【26年5月度 産業懇談会(水曜第1G)模様】 5月21日(水) 12時00分〜14時00分
【26年5月度 産業懇談会(水曜第2G)模様】 5月28日(水) 12時00分〜14時00分
【26年6月度 産業懇談会(木曜G)模様】 6月5日(木) 12時00分〜14時00分
【26年6月度 産業懇談会(火曜G)模様】 6月10日(火) 12時00分〜14時00分
【名古屋いちばん物語】 No.61
【新会員自己紹介】
井上 貴夫氏

高砂熱学工業株式会社 常務執行役員名古屋支店長

上田 達郎氏

トヨタ自動車株式会社 常務役員

加藤 勝氏

東海東京証券株式会社 専務執行役員・営業統括本部長

菊野 仁史氏

株式会社日立製作所 中部支社長

嶋本 孝氏

東洋建設株式会社 名古屋支店長

遠山 浩氏

三菱電機プラントエンジニアリング株式会社中部本部 執行役員本部長

林 雅則氏

東海東京証券株式会社 執行役員企画管理本部副本部長

干場 敏明氏

名古屋電機工業株式会社 代表取締役社長

間瀬 公雄氏

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 理事 東海ディーラー本部長

【7月度産業懇談会のご案内】
【懇親ゴルフ会開催のご案内】
【お知らせ】
【コラム】
コラム1 【保健師からの健康だより】 No.123
コラム2 【「ほん」のひとこと】 No.68
コラム3 【苗字随想】 No.145

【26年5月度 産業懇談会(水曜第1G)模様】

テーマ: 『 私学経営の妙味 −直近の四半世紀の変容− 』

日  時:平成26年5月21日(水) 12時00分〜14時00分
場  所:名古屋観光ホテル 2階 曙(西)の間
参加者:19名

スピーカー:
足立 誠(あだち まこと)
学校法人愛知真和学園大成中学・高校
理事長・校長

足立誠氏

1.  愛知県の私学
 愛知県の私学は、現在56校(学校数)あり、東京、神奈川、大阪、京都に次いで数の上で5番目である。
 多くの私学は、戦後の第1次ベビーブーム(昭和22年〜24年)による生徒数増に対応するため、昭和30年代後半から校舎増築や教職員増などの多くの投資を行った。しかし、ブームが去った後、私学の経営は非常に苦しい状況に陥った。そのため、第2次ベビーブーム(昭和46年〜49年)による生徒数増に対しては、私学として投資を抑えつつ、将来の生徒数減少期に向けて蓄財する対応を図った。そしてこの2回のベビーブームの間、昭和20年代に約50校だった県立高校が、昭和の終わりには約160校と大幅に増えたのである。

2. 生徒数減少期の県立高校の対応
 第2次ベビーブームで生まれた人が高校生になり、生徒数がピークを迎えたのが平成元年で、その時を100%とすると、それから毎年生徒数が減って、平成18年には59%となった。愛知県内でそれだけ生徒の人数が減れば、160校ある県立高校は、96校程度に減っても不思議ではなかったが、地元の高校がなくなるのは問題であると判断された。そのため、例えば尾西地区の13校の県立高校は、4校を2校に統廃合して、合計11校になったが、あとはクラス数の増減で対処されてきた。しかし、各校一律にクラス数を増減されたのではなく、人気が高く入学希望者が多い学校はクラス増に、人気が低く入学希望者が少ない学校はクラス減で対応された。

3. 受験スタイルの変化と支援金・助成金
 この方法が、私学にとって優秀な生徒を集めにくくしたのと同時に、県立高校と私学の学力差を生むきっかけとなって行った。それは、愛知県の県立高校の入試制度は、複合選抜であるが、生徒数が増えていたときは、希望の高校に入るためには競争率が高いため、第1希望の県立→第1希望の私学→第2希望の県立という受験が一般的だった。これに対し、生徒数が減ったときは、その競争率が低くなるため、第1希望の県立→第2希望の県立→第1希望の私学という受験に変わってしまった。そのため、成績優秀な生徒が県立高校に偏るという現象が起こった。そしてこれに追い討ちをかけたのが、民主党政権下で行われた「就学支援金」、すなわち、公立高校の授業料無償化である。この制度で県立と私学の授業料の負担感の差が大きくなり、優秀な生徒が県立を目指す傾向が強くなってしまった。ちなみに、私学の助成金は、「授業料軽減」と「経常費補助」で構成されている。実は、愛知県の場合、「授業料軽減」という名称の私学に通う生徒の保護者への助成金は、国内でも5位に入るくらい手厚くなっているのだが、私立学校を直接補助する「経常費補助」は、生徒一人当たりの国の『財源措置額』より低く、国内で下から5位以内であることは、あまり知られていないのが現状である。

4. 大成中学・高等学校での教育
 大成高等学校は1988年に愛知県55番目の私立高校として、「『学力をつけること』と『人格を磨くこと』の両立」を目的に創立された。当時は、生徒数が減ってくることが分かっている中でスタートしたが、結果的に「学業では東大合格者を出す、野球では甲子園に出場する」を目標とした。そして、2005年に初めて東大合格者が出た。また、大成高校として甲子園には出場できなかったが、経営を同じくする愛知啓成高等学校に野球部を移し、2006年の選抜大会で甲子園に出場、目標を達成した。
 また、大成中学校・大成高等学校では、柔道に力を入れており、大成中学校では、男女とも団体戦で全国制覇を達成した。そして、大成中学校・大成高等学校とも、柔道個人戦で優秀な成績を収めた選手を何名も輩出している。
 現在、学校の生徒数の規模では、私学56校中下から10番以内と小さい学校であるが、学力は上から10番以内を誇っている。また、語学留学する生徒は、留学中の学費免除の制度の実施や、逆に海外からの留学生の受入も実施している。
 さらに、東日本大震災の復興支援、ペットボトルのキャップ集め、老人ホームへの慰問活動、学校周辺の地域清掃など、生徒の精神修養のためのボランティア活動も積極的に実施している。
 「多くの資金を自分のために使うのではなく、自分が描いた絵のとおりに、学校を建てたり、教育したりするために使うことができるのは、男冥利に尽きる。」と前理事長(私の父)が常々申しているが、そのような楽しさが『私学経営の妙味』かな、と私も思っている。


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【26年5月度 産業懇談会(水曜第2G)模様】

テーマ: 『 名古屋の目指す都市機能再編について 』

日  時:平成26年5月28日(水) 12時00分〜14時00分
場  所:名古屋観光ホテル 2階 曙(西)の間
参加者:40名

スピーカー:
仲條 彰規(なかじょう あきのり)
三菱地所株式会社
執行役員
名古屋支店長

仲條彰規氏

1. 名古屋の都市形成の歴史
 名古屋の都市づくりは、徳川義直の「清須越」に始まる。1612年に名古屋城が築城され、清須から都市が移ってきた。その際、名古屋城の南側に碁盤の目状に街割りが造られた。これは現在まで引き継がれており、大変優れた都市計画であったと評価されている。
 国鉄名古屋駅は明治19年開業で、今の笹島交差点あたりに駅ができた。昭和12年に名古屋駅は現在の位置に移転。その頃から、今の名駅の周りが徐々に発展してきた。その後、戦災で焼け野原になったが、土地区画整備事業によりインフラの充実を図ることに成功し、見事に復興を遂げた。昭和32年、地下鉄東山線の開業と同時に造られた名古屋駅地下街は、日本で最初の試みであった。この後、高度成長期を経て、東海道新幹線が開通した。

2. 新旧「大名古屋ビルヂング」について
 昭和40年に「大名古屋経済圏の御用を務める」との壮大なコンセプトのもと、「大名古屋ビルヂング」が完成した。当時から三菱グループ企業各社が、この東海地方に大きな製造拠点を持っていたため、名古屋駅前にオフィスを構えるという役割もあった。そして、当時日本のビルは、高さ最大31mの規制があったが、このビルは特別許可が下り、日本で最高水準である41mのビルとして、名古屋の象徴となった。
 もう一つの特徴は、「大名古屋ビルヂング」という名称である。まず、「大名古屋」の「大」は、躍進していく都市圏という意味で「グレーター名古屋」の「大」である。そして、「ビルヂング」の「ヂ」は、東京丸ビルに合わせ、旧仮名遣いの「ヂ」を使用した。ちなみに「ヂ」を使ったこの名称は、新ビルになっても使用されることが新聞発表されている。
 現在「大名古屋ビルヂング」は建替中で、2015年10月末に竣工予定である。地上34階、地下4階、高さ約180mで、延床面積は旧ビルの約2倍となる。7階〜33階がオフィスゾーン、5階がコンビニや貸会議室を備えたビジネスサポートゾーン、4階が銀行街、B1階〜3階が商業ゾーン、B4階が地域冷暖房施設となっている。
 このうち、地域冷暖房施設は、JRセントラルタワーなどにも設置されており、全部で4つのプラントがつながって、その地域のエネルギーを連携して供給する。これに加え、高性能の外装やLED照明の採用により、既存のビルの20%ほどの省エネ効果が得られる。

3. リニアインパクト
 リニア中央新幹線の建設工事着工は来年で、13年後の2027年に開通予定である。当面、東京・名古屋間がリニアで結ばれると、東海圏及び名古屋が持つ地力の上に、次のようなインパクトが発生する。(1)両都市間に静岡・山梨・長野などが位置するため、東京から40分圏内に約5000万人の経済圏が誕生する。(2)リニアは、世界最高水準の技術で、しかもこの地方だけにしか走らないため、リニアそのものが資源として評価される。(3)従来の新幹線とダブルネットワークを組み、災害時に緊急対応ができるため、BCPがきっちり確定する。
 今後解決していかなければならない課題は多いが、リニア開通により、この地方は東京のストロー都市になることもなく、(1)最高水準の高付加価値産業集積(モビリティ、物流、環境技術、etc)地域、(2)国際交流拠点の地域、(3)憧れのライフワークバランス(ゆとり、多様な働き方、教育・文化、低炭素都市、観光、etc)地域になっていくだろう。

4. 目指す都市機能再編
 「まちづくり構想懇談会」という組織が、本年3月に「名古屋市街づくり構想(素案)」を発表した。メンバーは、行政、有識者、地元商店会、地元街協、鉄道事業者等に加え、当社も分科会を通じて議論に参加した。そして、(1)国際的・広域的な役割を担う圏域の拠点・顔を目指す、(2)誰にも使いやすい国際レベルのターミナル駅を造る、(3)都心における多彩な魅力を持った街を造り、繋いでいく、(4)リニア開業を見据え、行政と民間が一体となって、着実に構想を実現する、以上4つの基本方針を決定した。
 具体的なイメージとして、欧州のアムステルダムやベルリンの事例を参考に、有識者の方々が中心となって、名古屋の街やターミナルがどうあるべきかを考えながら、今後上記懇談会の中で議論を進め、具体的なものに造り込んで行くことになる。

5. デベロッパーとしてお手伝いすること
 名駅前が今後充実していくことを想定し、今後駅前の開発にどのような機能を持たせるべきか、我々デベロッパーはどのように関わっていくのか考えている。例えば、(1)都心部でのショールーム展開や産学連携の拠点作りなど、高付加価値産業技術を世界に発信していく、(2)情報発信企業や最先端医療企業を誘致し、サービス業の充実を図る、(3)都心住居や都心リゾートの建設など居住機能の多様化に対応する、(4)アウトレットモールなどの商業施設の充実を図る等である。
 個別ビルの建替が大規模開発の場合、公共空間の整備や運用に関する協力など、地域貢献への寄与が求められる。今後、利害関係者が多い名駅周辺の機能をどのように整備し、スペースを見出したり、都市機能を円滑にするかが課題となるだろう。その課題は関係者全員で大いに議論し、解決を図らなければならない。私共もそれに加わり、名古屋の都市機能再編に関わって行きたい。


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【26年6月度 産業懇談会(木曜G)模様】

テーマ: 『 大型プロジェクトで東海地区はどう変わる?
                〜自由な発想で予測〜 』

日  時:平成26年6月5日(木) 12時00分〜14時00分
場  所:名古屋観光ホテル 18階 伊吹の間
参加者:30名

スピーカー:
水谷 文和(みずたに ふみかず)
株式会社アクティオ
名古屋支店
支店長

水谷文和氏

1. 会社紹介
 当社は、全社で17の支店と5つの事業部がある。組織変更により本年4月から、持株会社である株式会社アクティオホールディングスの子会社という位置付けとなった。事業内容は、建設機械のレンタルで、赤色をした重機、レンタカー、発電機等を扱っている。名古屋市内ではまだまだシェアが取れないので見かけることは少ないが、今後シェアをアップし認知度を上げて行きたいと考えている。名古屋支店は中川区にあり、社員数135名、営業所は東海3県で15店舗ある。また、現在2工場を有しているが、来年3月に、整備工場として建設予定の「三重いなべテクノパーク」の完成と共に、移転統合の予定である。
 当社の特徴は、建設機械のレンタルだけではなく「コンサルティングのあるレンタル」という、新しい概念を現す「レンサルティング」という造語を作り、社内で共有している。当支店のレンサルティング事例として、コンクリート打設後の保湿に使用する「養生ロボット」、高速道路の路肩に溝を付ける「注意喚起溝ローラー」、荷重制限のある場所で既製品のフィニッシャーが使えない場合で使用できるように軽量の「簡易フィニッシャー」を開発した。

2. 中部地方の大きな開発について
(1)東海地方の高速道路
 東海地方の今後の高速道路は次のように整備が進む。(1)第二東名自動車道:浜松いなさJCT〜豊田東JCT、(2)第二名神自動車道:東員IC〜四日市北JCT、四日市北JCT〜四日市JCT、四日市北JCT〜亀山西JCT、(3)東海北陸自動車道:白鳥〜飛騨清見4車線化、(4) 東海環状自動車道:関広見IC〜大垣西IC、養老JCT〜東員IC。
 日本国内を車で移動する場合、東海3県を経由することが多い。したがって、現時点で高速道路に35ヶ所あるPA、SAを地元PRの場として活用を考えるべきである。そして、PRを見た観光客が次の目的地として東海地方を選んでもらえるような魅力あるPR方法を考えていかなければならない。
(2)リニア中央新幹線
 リニア中央新幹線について、路線敷設の難関は、名古屋駅舎と南アルプスの2ヶ所である。まず、南アルプスの路線は、大量の湧水の排水を考えなければならない。さらに、トンネルを掘ることにより、生態系や環境面での影響が出ないかの検証等、解決しなければならない課題は多い。次に名古屋駅舎は、開削工法での施工が予想されるが、ゲリラ豪雨対策や止水対策をしっかり行う必要がある。また、駅舎が既存の新幹線、JR本線、名鉄を横断するため、難工事が予想される。
(3)名古屋駅前の再開発
 現在名古屋駅前は、再開発中である。現在、既存のビルではミッドランドスクエアビルが最も高く、高さ247mである。それに対し、これから新たに建設する豊田第2ビルが高さ115m、大名古屋ビルヂングが高さ190m、名古屋駅(JR)新ビルが高さ220m、郵便局(JP)ビルが高さ195mである。
 これらのビルは、建設の計画時は景気が悪かったため、受注価格が低く抑えられている。ところが、昨今の物価上昇により、最近はいろいろなコストが大きく上がっており、受注した建設各社にとって大きなリスクである。また、鉄筋工、型枠大工、鳶工など専門業者の不足に加え、JR線、名鉄線の既存の建物との関係を考えながら建てるビルなどは、技術的なリスクも大きいため、期日どおりに完成できない可能性もある。
(4)都心回帰が進む私立大学
 過去に、広々としたゆったり勉強のできる郊外に出て行った愛知県の私立大学は、学生数の減少で、利便性の高い都心に校舎を移すことにより、学生を集める取り組みを始めている。これにより今後、「下宿」、「バイト」、「通学」、「遊び」をキーワードに学生が都心に集まる条件が整ってくるため、学生を観光の活性化に活用すれば、観光により人を集めるためのパワーになるのではないかと思われる。

3. 名古屋に行きたいという人を増やすために
 「東京オリンピック、プラス1」という位置付けで、東京オリンピックに来た人が、ついでにどこかへ行こうと考えたとき、「名古屋へ行きたい」と思ってもらえるように、次のようなことをすると良いのではないかと考えている。(1)しつこいくらいに名古屋をPRする、(2)大学生のサークル活動や高校生フェスティバル等、学生の活動の場を活用する、(3)海外からの観光客の通訳に留学生を活用する、(4)再開発中の最新ビルと昔ながらの商店街等、対極にあるライバル同士をセットでPRする、(5)なごや観光ルートバス「メーグル」を増便し観光できる手軽さを強化する、(6)例えば「織田信長ウォーキング」のような、自分の知識向上が実感できる、ストーリー性を持たせたPRを行う。
 以上のような取り組みは、最終的に商売につながる仕組みの構築まで発展させ、自立した取り組みが継続的に行えるような工夫が必要である。目新しいものが続々とできれば、「また名古屋に行きたい」と思う人も増えるため、皆さんの得意な分野で情報をどんどん発信していただきたい。


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【26年6月度 産業懇談会(火曜G)模様】

テーマ: 『 業界の常識は世間の非常識
−百貨店業界と建装業界の二つの世界での
                         経験を通じたごくごく私的な感想− 』

日  時:平成26年6月10日(火) 12時00分〜14時00分
場  所:名古屋観光ホテル 18階 伊吹の間
参加者:26名

スピーカー:
明比 実也(あけひ じつや)
高島屋スペースクリエイツ株式会社
取締役社長

明比実也氏

1. 私の経歴と会社紹介
 私は、1975年株式会社高島屋(以降高島屋と記述)に入社、約40年のうち、38年間は高島屋百貨店に勤務し、2012年に高島屋スペースクリエイツ株式会社(以降高島屋スペースクリエイツと記述)の取締役社長に就任、建装業の世界に足を踏み入れた。
 高島屋スペースクリエイツは、高島屋の建装事業本部と高島屋工作所が合併し、2001年9月に「デザイン設計・内装事業」の会社として発足した。まず、高島屋の建装事業は、1871年(明治11年)に「高島屋段通店」として設立された。また、高島屋工作所は1935年(昭和14年)設立で、戦後、大手企業の役員室の内装や、旅客機の内装、万国博覧会のパビリオンの建設などを行ってきた。最近の仕事では、高島屋に対する割合が2割以下で、外部の商業施設、ホテル、船舶、文化施設などのデザイン設計及び内装を手掛けている。

2. 百貨店業界と建装業界の比較
 企業特性を比較すると、まず、百貨店業界は個人顧客向商売(BtoC)であり、基本的に安定的な経営で、大儲けしないが大損もしない。それに対し、建装業界は法人向商売(BtoB)であり、景気に左右される振幅の大きい経営で、大儲けすることもあるが大損することもある。
 双方の業界の大きな違いはお金の流れにあり、まず、百貨店業界は毎日お客様が来て買い物をするので、毎日現金が入ってくる「日銭商売」である。それに対し、建装業界は仕事を受注すると、下請け業者の材料調達などのため、先に支払いを行う「支払い先行型の商売」である。仕事が完了しないと入金されないため、常に営業を行って仕事を受注しなければ、「支払い先行」ができず、会社として成り立たなくなる。
 また、従業員の特性を比較すると、百貨店業界の人は、多くの商品に対する幅広い知識が必要である。接客のため外見にもこだわり、人が好きで、饒舌である。対して、建装業界の人は、仕事に対する深い専門知識が必要である。作業服で過ごすなど外見には無頓着で、人より仕事そのものが好きで、寡黙である。私は、会社を変わった際、双方の業界の違いに衝撃を受けた。

3. 業界の常識・世間の非常識
 私が2つの業界を経験して「業界の常識・世間の非常識」だと思ったことをお話する。
 まず、百貨店業界は、朝10時開店に間に合うように出勤するため、世間と時間軸がずれる。通勤電車も空いているため、座れることが当たり前、NHK朝の連続テレビ小説を見てからでも出勤できる。
 休日は、土日、祝日、年末年始は必ず出勤のため、嬉しいことも残念なこともある。例えば、平日休みのため、平日料金で割安にゴルフをプレーしたり、旅行も割安の期間中に行くことができる。ただし、土日にある子供の学校行事にはほとんど出席できない。
 消費感覚は、職場に高額商品が溢れているため、商品価格に対する感覚が麻痺する。また、物を販売することが仕事のため、「消費は美徳」という感覚になる。そのため、世間で高額とされるものを平気で、躊躇せず買ってしまう傾向がある。
 男性社員は、常にトレンドを売り、また職場に若い女性社員が多いため、精神年齢が若くなる。そのため、例えば「50歳を過ぎて素足に革靴もあり」というおしゃれ感覚が常識で、男性でも職場で上司・同僚・部下の服装をさりげなくチェックする癖がついている。
 次に、建装業界は、出身校はそのほとんどが美術大学や理系の工学部の人で、文系の人はほとんど就職活動に来ない。小さい頃からモノを作ったりデザインすることが好きな人が多く、例えば、見えないところにこだわったり、お客様が納得していても、それ以上に自分が納得するまで仕事を続けてしまう人もいる。また、昇進、昇格にはモチベーションが上がらず、仕事上で「施主から“いい仕事をしてくれた”と評価されること」や「自分がいい仕事をしたと感じること」に高いモチベーションを持つ傾向がある。職場では頭より経験がものを言う。そして、慢性的に人材不足の世界であるが、大手ブランドメーカーの設計部門からの引抜きなどもあり、雇用の流動性が高い業界である。さらに、60歳を超えても仕事を続ける人が多く、定年後に自分で起業する人もいる。

4. 二つの異なる業界を経験して学んだこと
(1) 出来るだけ多くの人と交流し、感性のアンテナを高く掲げ、視野を広く持つ。
(2) 経営トップは仕事をせず、組織に仕事をさせる。そして、組織の方向性を示し、引っ張っていく。
(3) 組織の積極性を高めるため、部下にできるだけ経費を使わせる。節約はすぐ出来るがたくさんのお金を使うためには頭を使う必要がある。
(4) 私の信条は「部下に笑われろ」である。現場の現実を知るため、部下との距離を縮める。そのためには、人間関係をマイルドに保ちたい。
(5) 組織に夢(成長しているという実感)を持たせる目的で、大風呂敷を広げる。
(6) 迷ったときは現場に行け・聞け。アイデアがあっても現場だけでは実行できない。現場で聞いてきたことを仕事・仕組みとして構築することが経営者の仕事である。
(7) 未来への切符はない。だから、常に次のビジネスを考えチャレンジする。

 ご自宅のリフォーム、皆様の会社の改装の折には、ご一報いただきたい。


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【名古屋いちばん物語】 No.61


テーマ: 『 「住吉の語り部となりたい」 シリーズ第39回 』

料亭つたも主人
深田正雄

末広町の旦那衆(1-2丁目西)

 昭和35年頃、旦那衆の末広町は袋物雑貨・靴問屋、羅紗(服地)店があり、多くの老舗は現在も業態を変えて存続発展されています。一丁目西側の北からユニークな人々をご紹介してまいりましょう。
 KK岩田産業さんは明治6年創業の岩田工機(株)が発祥で機械の製造販売からスタート、大正10年にはマドラス(株)として西洋靴の製造販売、南大津通りの靴専門店「アジアの靴」は最近まで営業されとてもお洒落な専門店でした。(写真:1)
 そして、今年全通80周年を迎える旧国鉄高山本線開通の3年前・昭和6年、先々代岩田武七翁が、飛騨下呂の霊泉に、日本に誇れる温泉施設・湯之島館を創業。「自然の霊泉に恵まれない、中京人士の唯一の慰安場たらしむと同時に山國飛騨の神秘を拓いて文化のパイオニアとして地方疲弊の窮状を救はん」と岩田翁の言葉にあります。
 昭和6年には都市ガスの販売及び供給する犬山瓦斯(株)を創業するなど、現在は社員数600名以上、売上も178億という地域への貢献企業です。(各社のHPより)そして、今の代表の岩田達七、栄七ご兄弟は栄地区の街づくりへも幅広くご尽力いただいております。
 若宮八幡社の門前町として発展した末広町は「山車からくり」につながる人形店もあり、南隣の西脇人形店も老舗でしたが、いつしかコインパーキングになっています。御曹司の西脇仁司君は白川幼稚園、栄小学校と同期生で、とてもヤンチャでイタズラっ子でした。正雄君はいつも仁司君にいじめられてばかりでしたが、彼は名古屋商工会議所国際部長から名古屋国際ビジネス・アクセス・センターの代表として愛知県へ進出を希望する外国企業をサポートに尽力されているようです。
 靴店・松本商店は創業者松本満氏が、鞄・袋物・靴卸商として昭和23年スタート、百貨店やスーパーへのランドセルの大手として発展、ヨーロッパへ進出ほか、販路を全国に拡大されています。最近まで、満夫人のおばあちゃんがお元気で活躍されていました。平成18年にお孫さん勝さんが社長就任され新しいブランド展開を企てていらっしゃいます。会長松本孝二氏は同20年に旭日双光章を受章され、名古屋中ロータリークラブ会長を歴任され、欧州通の大のワイン好きで貴重なボトルを私も近所のよしみでご馳走になりました。
 袋物卸・モリシマ本店は喫煙具販売を中心に営業されていましたが、貸オフイスビルとなっているようです。南隣は大型マンションに、松村薬粧さんは賃貸ビルと変わりました。
 (株)大橋大吉商店は大正5年(1916年)矢場町にて、べっ甲髪飾り専門卸として大吉氏が創業され、同12年から現在地に移転松坂屋名古屋店他、各地へ事業展開、平成8年大橋栄治社長就任後は宝石や毛皮イベントや海外ツアー開催で話題の企業です。KK山口商店は昭和27年に現在地に移転、昭和38年エリット株式会社に社名変更し、現山口勝弘社長はブランドと社名を統一し販路を全国に展開され鞄卸の大手として活躍、末広町町内会長として街の伝統と文化を承継しつつ地域の発展に寄与されております。(写真:2)
 その南、酒屋「かぎや本店」はお祖父ちゃんが他界したのを機に2‐3年前閉店し、コインパーキングとなっています。化粧品「村瀬吉三郎商店」は明治時代からの老舗でしたが、土地を売却された後も故村瀬達夫さんは前町内会会長として尽力されておりました。
 大旦那といえば服地KK西脇商店。初代西脇由兵衛が研屋町に明治10年西洋羅紗の切売り商として開業、明治38年に末広町現在地に移転、末広町の大旦那として貢献、大正11年には若宮八幡社の境内に神御衣(みころも)社を建立されました。針塚とともに針供養祭りが毎年2月8日に行われます。特製の豆腐やこんにゃくに使った針をさして供養するとともに、裁縫の上達を願う女性達の古くからの年中行事の一つで、今では神御衣社でのこのお祭りは、女性達の幸せを願うお祭りとして知らされるようになりました。
 私の経営していた森島羅紗店は昭和12年西脇の番頭・森島慶一が暖簾分け頂き創業しております。そして、二代目由兵衛氏の大番頭・実弟の嫁が父・深田正矩の従姉でもありご縁がつながります。今でも毎年11月12日「洋服の日」には供養祭を森島スタッフと有志で執り行っております。
 三代目由兵衛さんは大戦の傷痍軍人ですが、右腕を失っても各方面で活躍、全国服地卸商協同組合の重鎮としてだけでなく、左腕打ちゴルフを練習され和合コースでプレー、日本画も達者で嶋谷自然画伯の弟子としても話題の人です。また、戦後、白川町のほとんどの地域が寺町でアメリカ村に接収されましたが、数軒のみ白川町3・4丁目として残っていました。白川3丁目の南角は西脇家ご本宅に数年前まで由兵衛夫人が数寄屋造りの本格家屋にお元気でお住まいでした。昭和15年生まれの光彦さん(四代目由兵衛?)は私の繊維業界での後見人でもあり、兄貴分として公私にわたりお世話になっています。(写真:4)
 このように末広町西通り(現地名:栄2-15)は50年前からも地権者が変わらないところも多く旦那衆の町と言えますが、往時の賑わいがなくなったことが寂しく思います。(写真:3)
 名古屋旦那衆文化発祥の地、エピソードの多い末広町物語、次回もお楽しみに!

写真1:岩田ビル看板
写真1:岩田ビル看板

写真2:現在の末広町ビル群: 左よりエリット、大橋大吉、モリシマ、マツモト
写真2:現在の末広町ビル群: 左よりエリット、大橋大吉、モリシマ、マツモト

写真3:昭和35年当時の賑やかな末広町(写真2とほぼ同一地)
写真3:昭和35年当時の賑やかな末広町
(写真2とほぼ同一地)

写真4:西脇由兵衛さまご本宅:白川町3丁目
写真4:西脇由兵衛さまご本宅:白川町3丁目

写真5:末広町地図
末広町地図(昭和35年頃の住宅図)
現在の栄2-15ブロック

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【新会員自己紹介】

井上貴夫氏
水曜第2グループ

井上 貴夫(いのうえ たかお)
高砂熱学工業株式会社 常務執行役員名古屋支店長

【 高砂熱学工業株式会社 】
〒450-6037 名古屋市中村区名駅1-1-4 JRセントラルタワーズ37階
TEL:052-582-8400 FAX:052-581-4155
URL:http://www.tte-net.co.jp/

 高砂熱学工業の井上と申します。
 この度、前任者の鎌田兼清の後を受け、産業懇談会水曜第2グループに参加させて頂くことになりました。何卒よろしくお願い申し上げます。

 当社は、空調設備工事及びその周辺分野におけるパイオニアとして、大正12年に創立され、昨年90年を迎えました。
 エネルギー環境問題が世界的に課題となっている今日、当社は使用エネルギーの最適制御を含めた空気環境をつくることが使命と認識し、建築設備の企画から新築、アフターサービスからリニューアルに至るライフサイクルにわたり、ワンストップサービスを推進することで、省エネ・CO2削減に貢献しており、環境ソリューション企業として自ら変革し、持続的な成長を達成できる会社を目指しております。

 さて、私は愛知県岩倉市出身です。入社以来、首都圏を現業1本で過ごして参りました。2年前に名古屋勤務を命じられ、約40年ぶりに生まれ故郷に戻り、名古屋弁を懐かしく感じています。私は遊びが大好きで、遊ぶために仕事をする人間です。ゴルフ他、冬にはスキーなど。週末はトヨタ86を運転して妻とドライブを楽しんでいます。また、名古屋めしも楽しんでおります。

 今回、産業懇談会を通じて、いろいろと勉強させて頂く所存です。
 会員の皆様方の貴重なご意見を拝聴できることを大変楽しみにしております。
 何卒ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

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上田達郎氏
水曜第2グループ

上田 達郎(うえだ たつろう)
トヨタ自動車株式会社 常務役員

【トヨタ自動車株式会社】
〒471-8571 豊田市トヨタ町1
TEL: 0565-23-0857 FAX: 0565-23-5718
URL: http://toyota.jp/

 トヨタ自動車(株)の上田でございます。
 この度、産業懇談会水曜第2グループに参加させていただくことになりました。
 前任者の宮ア同様、よろしくお願いいたします。
 弊社は、現在、持続的成長の実現に向けて、お客様の期待を超える「もっといいクルマづくり」に全力で取り組んでおります。皆様方のご支援・お力添えのほど、よろしくお願いいたします。
 都合のつく限り、会合に参加させていただき、自分自身の視野を広げるとともに、皆様方のお役に立ちたいと思っております。ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

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加藤勝氏
火曜グループ

加藤 勝(かとう まさる)
東海東京証券株式会社 専務執行役員・営業統括本部長

【東海東京証券株式会社】
〒450-6212 名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエア12階
TEL:052-527-1116 FAX:052-527-1119
URL:http://www.tokaitokyo.co.jp/

 東海東京証券株式会社の加藤勝と申します。
 この度、中部経済同友会に入会させていただくとともに、産業懇談会火曜グループに参加させていただくことになりました。何卒宜しくお願い申し上げます。

 弊社は平成22年4月に本社を名古屋へ移し、東海地域の証券会社としては最大のネットワークを持っております。皆様とともに歩むコミュニティーハウスとして地域に溶け込むと同時に、独自性の豊かな金融サービスのご提案で地域社会の発展にお役に立てればと願っている次第です。

 私は名古屋に勤務し通算3年になり、夏の暑さにもようやく慣れてきました。今回中部経済同友会の活動に参加させていただく機会をいただきましたことを大変ありがたく感じております。産業懇談会の参加を通じて、様々な業種業界の諸先輩方との交流を通じ成長していきたいと思いますので、ご指導ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い致します。

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菊野仁史氏
水曜第2グループ

菊野 仁史(きくの ひとし)
株式会社日立製作所 中部支社長

【株式会社日立製作所 中部支社】
〒460-8435 名古屋市中区栄三丁目17番12号
TEL:052-243-3111(大代表)
URL:http://www.hitachi.co.jp/area/chubu/

 株式会社日立製作所の菊野でございます。
 このたび前任の湯原政文の後を受け、水曜第2グループに参加させていただくことになりました。よろしくお願いいたします。

 日立は「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」ことを企業理念としています。創業以来100年以上にわたって受け継いできたこの理念に基づき、社会や暮らしを支えるインフラづくりに力を注いできました。
 長年培ってきたインフラ技術と最先端のITを組み合わせた「社会イノベーション事業」を通じて、社会的な課題解決に取り組むと同時に、お客さまとともに10年・20年先まで受け継がれる価値を創りあげ、これからも社会の持続的な発展を支えていきたいと考えております。

 私は大阪府貝塚市の出身ですが、入社以来約30年東京にて化学プラント業界や鉄道業界に対する営業活動を行ってきました。今年4月の異動が私自身初めての単身赴任、初めての名古屋勤務です。
 私の座右の銘であります『習うより慣れよ』の精神で、名古屋の地になじんでまいりたいと存じます。皆様からのご指導・ご鞭撻の程、何卒よろしくお願いいたします。

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嶋本孝氏
水曜第2グループ

嶋本 孝(しまもと たかし)
東洋建設株式会社 名古屋支店長

【東洋建設株式会社 名古屋支店】
〒460-0003 名古屋市中区錦2-12-14 MANHYO第一ビル5F
TEL:052-221-7301 FAX:052-212-1400
URL:http://www.toyo-const.co.jp/

 東洋建設株式会社名古屋支店の嶋本 孝と申します。
 このたび、前任の塚本雅志の後任として産業懇談会水曜第2グループに参加させて頂くことになりました。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 弊社は1929年(昭和4年)に兵庫県西宮市鳴尾浜に一大工業港を建設するという目的で創立され、今年創立85周年を迎えます。海洋土木、港湾土木を得意とするマリンコンストラクターの技術を活かし、陸上土木、建築、環境や防災と裾野を拡げながらスケールアップ、レベルアップを目指しております。また海外では、いまや成長著しい東南アジアの国々を中心に、遠くはアフリカまでフィールドを拡げています。

 さて、私は入社34年目にして初めての名古屋勤務になりましたが、生まれも育ちも名古屋でしたので、名古屋の文化にはすんなり入っていけると思っています。さっそく「ひつまぶし」「みそ煮込みうどん」をいただき、名古屋の味を堪能しています。
 今回、産業懇談会への参加を通じて、各界の諸先輩方と交流できる機会を頂けましたこと、感謝申し上げます。皆様方のご指導、ご鞭撻を何卒よろしくお願い申し上げます。

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遠山浩氏
水曜第1グループ

遠山 浩(とおやま ひろし)
三菱電機プラントエンジニアリング株式会社中部本部 執行役員本部長

【三菱電機プラントエンジニアリング株式会社中部本部】
〒448-0851 刈谷市神田町1-33
TEL:0566-27-1701 FAX:0566-27-1717
URL:http://www.mpec.co.jp/

 三菱電機プラントエンジニアリング株式会社の遠山と申します。
 この度前任の石崎貴の後を受け、産業懇談会水曜第1グループに参加させて頂くことに なりました。
 弊社は、主に重電製品の保守とフィールドエンジニアリングの事業を担当しています三菱電機の直系会社です。

 小生は、ご縁の有る事に名古屋地区勤務は前回・平成20年に続いて2回目となり、以来味噌煮込うどん、ひつまぶし等々名古屋めしの大ファンとなっています。
 最近自宅の鎌倉市周辺の神社・仏閣・街歩きを始めたのですが小休止とし、名古屋を中心として三重・熊野古道、岐阜の近辺までの歴史と文化の探訪を楽しみたいと考えています。

 今回、産業懇談会の参加を機会に様々な業界の諸先輩方のご意見を拝聴させて頂けるのを楽しみにしています。今後共宜しくお願い申し上げます。

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林雅則氏
水曜第1グループ

林 雅則(はやし まさのり)
東海東京証券株式会社 執行役員企画管理本部副本部長

【東海東京証券株式会社】
〒450-6212 名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエア12階
TEL:052-527-9128 FAX:052-527-1196
URL:http://www.tokaitokyo.co.jp/

 東海東京証券株式会社の林雅則と申します。
 この度、中部経済同友会に入会させていただくとともに、産業懇談会水曜第1グループに参加させていただくことになりました。何卒宜しくお願い申し上げます。

 弊社は平成22年4月に本社を名古屋へ移し、東海地域の証券会社としては最大のネットワークを持っております。金融サービスをご提案することで皆様の豊かな人生のお手伝いをさせて頂くとともに、地域社会の発展のお役に立ちたいと願っている次第です。

 私は中部圏の大学を卒業後、名古屋の会社である(旧)丸万証券に入社し30年が経ちました。社会人一年生を過ごしたこの町に久しぶりに戻って参りました。今回中部経済同友会の活動に参加させていただく機会をいただきましたことを大変ありがたく感じております。産業懇談会の参加を通じて、様々な業種業界の諸先輩方との交流を通じ成長していきたいと思いますので、ご指導ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い致します。

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干場敏明氏
火曜グループ

干場 敏明(ほしば としあき)
名古屋電機工業株式会社 代表取締役社長

【名古屋電機工業株式会社】
〒490-1294  愛知県あま市篠田面徳29-1
TEL:052-443-1111  FAX:052-443-2288
URL:http://www.nagoya-denki.co.jp/

 今回火曜グループに参加させて頂くことになりました、名古屋電機工業(株)の干場と申します。
 今年で単身生活20年になり、家庭を持っていることを忘れる長さとなりました。国内7か所(北から宇都宮、東京、名古屋、草津、大阪、岡山、福岡)、海外5カ所(ニューヨーク、シカゴ、フランクフルト、ロンドン、シャーロット)、そして今、終着地・名古屋です。生まれは東京で、チャキチャキの江戸っ子です。留守宅は大阪で、子供達はコテコテの関西人です。
 若い時は真の国際人になりたいと思っていました。当時の国際化とはナショナル対インターナショナル、木から森を見る時代、言い換えれば自分(自国)対他人(他国)という構図で、努力すれば報われる時代です。今はグローバルな、森から木を見る時代です。全体(地球)の中の自分(自国)です。中々窮屈な時代になってきましたね。そろそろアナログ育ちの私の価値観や感性はデジタルな21世紀に生きているマジョリティーの人達のそれらと残念ながら大きなギャップが生じてきています。時の流れ、時代の進歩には素直に従うしかありません。それ故今では会社(仕事)での人格と家(生活)での人格を分けて持つように心がけて暮らしています。そろそろ会社の人格を捨て、自分勝手に過ごしていこう、もういいだろうと感じている今日この頃です。宜しくお願いします。

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間瀬公雄氏
火曜グループ

間瀬 公雄(ませ きみお)
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 理事 東海ディーラー本部長

【あいおいニッセイ同和損害保険株式会社】
〒451-8650 名古屋市西区名駅2-22-9
TEL:052-563-8960 FAX:052-563-8965
URL:http://www.aioinissaydowa.co.jp/

 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の間瀬公雄でございます。
この度、産業懇親会火曜グループに参加させていただく事になりました。
どうぞ宜しくお願いいたします。

 弊社は会社行動指針として「地域密着」を掲げさせていただいており、地域社会とのつながりを大切にさせていただいております。

 また私事ではございますが愛知県出身であり、家族は仙台に住んでおり東日本大震災経験もしており人一倍「地域貢献」「地域経済活性」には強い思いがございます。

 3年ぶり14年目となる中部で様々な業種の方々と交流させていただき、貴重なご意見を拝聴させていただいて「思い」を具現化出来る発想が出来ればと楽しみにしております。
 何卒宜しくお願い申し上げます。

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【7月度産業懇談会のご案内】
木曜グループ以外は、名古屋観光ホテルでの開催です。
グループ名 世話人 開催日時 テーマ 場所
火曜グループ

岡部 聰
深田正雄

7月8日(火)
12:00〜14:00

名古屋テレビ塔(株)
取締役社長 大澤和宏氏
「久屋公園を一体としたみんなのテレビ塔」
18階
伊吹の間
水曜第1グループ

落合 肇
飯田芳宏

7月23日(水)
12:00〜14:00
イイダ産業(株) 取締役会長 飯田芳宏氏のご紹介
中京大学 総合政策学部 教授 坂田隆文氏
「イマドキの学生気質
〜フツーの学生を「普通」で終わらせないために(仮)」
18階
伊吹の間
水曜第2グループ

片桐清志
見祐次

7月9日(水)
12:00〜14:00
(株)エヌ・ティ・ティ・データ東海
取締役社長 川島忠司氏
「仕事のオンとオフ、そして
          別邸キャンピングカーとの出会い」
3階
桂の間
木曜グループ

河村嘉男
倉藤金助

7月10日(木)
15:00〜19:00
丸菱工業(株) 取締役会長 河村嘉男氏のご紹介
「キリンビール(株)名古屋工場視察会」
【定員】行程の都合上、35名様(お申込み順)とさせていただき定員数に達し次第、申込を締切らせていただきます。(6月30日(月)現在のお申込み数:23名)
【備考】ご参加の皆様には、詳細案内をご送付致しました。
交通手段確認票のご返送をよろしくお願い申し上げます。
(現地集合)
清須市寺野花笠100
052-400-5351

<ご参考>
平成26年7月10日(木)木曜グループ:キリンビール(株)名古屋工場視察会
キリンビール(株)名古屋工場
住所:清須市寺野花笠100 Tel:052-400-5351

14:50
15:00
15:10〜15:30



15:40〜16:50
17:00〜19:00
19:00

キリンビール(株)名古屋工場 現地集合
集合写真撮影(エントランス前)
ご挨拶・ご講話(レストラン:ブルワーズハウス 2階)
 ■キリンビール(株)名古屋工場
                 執行役員工場長 築地輝夫 様

工場見学(ビール等の試飲・売店でお買い物)
懇親会(レストラン:ブルワーズハウス 2階)
現地解散

<交通のご案内>
■お車でお越しの場合
 ・名神高速道路 一宮I .Cより約20分
 ・名古屋第二環状自動車道 清須東I .Cより約5分

■公共交通機関でお越しの場合
 ・城北線「尾張星の宮」駅下車→徒歩約5分

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【懇親ゴルフ会開催のご案内】

 産業懇談会では、恒例となっております4グループ合同の懇親ゴルフ会を下記のとおり開催いたしますので、ご案内申し上げます。代表幹事、直前代表幹事、常任幹事、監事の皆様も、是非ご参加くださいますようお願い申し上げます。

日時

8月2日(土) 7時12分スタート
(アウトスタート7組、インスタート3組を予定しております)

場所 木曽駒高原カントリークラブ
長野県木曽郡木曽町日義4898-8
電話:0264-23-7001
 会費 後日精算後、ご請求申し上げます。
集合場所等
  • 現地集合といたします。(ご希望の方には、前日宿泊の手配をさせていただきます。詳細は別途ご送付いたします)
    6時50分までにアウトスタートのティグラウンド前にお集まりください。(開会式・競技方法などを説明します)
  • プレー終了後クラブハウスにて表彰式を兼ねた懇親会の開催を予定しております。(懇親会終了予定時刻:15時頃)
  • 競技方法は、ダブルペリア方式とします。
出欠のご連絡
  • ご出席のお申込みをいただき、ありがとうございました。
    6月13日(金)夕刻をもちまして、募集を締切とさせていただきました。
  • お申込みをいただいた方には、後日ご宿泊先・夕食会(ご希望者)、組合せ等の詳細をご案内致します。
  • 7月25日(金)以降のプレーのキャンセルには、キャンセル料が発生いたしますので、ご了承ください。
お問合わせ先

中部経済同友会事務局 担当:石山・山田
電話:052-221-8901

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【お知らせ】

産業懇談会メールマガジン配信について

メールマガジンの配信は無料です。配信をご希望でない方はお手数でも下記ボタンを押して、メールをご返信いただければ幸いです。ご意見などございましたら、そのメールにお書き下さい。

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【コラム】

コラム1 【保健師からの健康だより】 No.123
保健師からの健康だより

株式会社 スズケン
保健師 鳥巣 妃佳里

『 海外旅行を楽しむために 』

 今年は関東や北海道では雨の日が多いようですが、梅雨入り宣言後も名古屋は雨の日が少ないような気がします。とはいえもう7月、会社によっては交代で夏期休暇を取り始める時期ですね。

 皆様の中には、お仕事で海外を飛び回っていらっしゃる方や、長期休暇を利用して海外旅行に出かける方も多いかと思います。そんなとき、仕事を効率よく進めるためにも、休暇を存分に楽しむためにも、現地で体調を崩すのは避けたいところです。時差が大きい(4時間以上ある)地区に行くときには、時差の身体への影響をできるだけ少なくすることが大切です。時差ボケは軽度だと眠気を感じる程度ですが、重症になると睡眠障害の他、頭痛や吐き気、胃腸障害などもでてきます。時差ボケは、体内の生活リズムと現地の生活リズムのずれが原因で起こるので、ずれをできるだけ少なくし、早く適応させることが予防になります。そこで今回は時差ボケ予防のポイントについてご紹介します。

<時差ボケ予防のために>

1. 渡航の2〜3日前から、現地時間を意識した生活をする

  • ハワイ、アメリカ方面への渡航(東行きフライト)の場合には、遅寝遅起きをする
  • ヨーロッパ方面への渡航(西行きフライト)の場合には早寝早起きをする

 ※ 東行きフライトの方が体内リズムの調整がしにくいので意識して行うといい

2. フライト開始後すぐに現地時間に時計を合わせ、現地の生活リズムを意識する

  • 現地到着時間が夜の場合(主に東行きフライト)には、フライト前半に寝て後半は起きるようにする
  • 現地到着時間が朝の場合には(主に西行きフライト)フライト前半は起きて後半に寝るようにする
  • 機内食は現地時間にあわせて出るので、少しでもいいので必ず食べる(胃腸の体内時計の調整に役立つ)

3. 時差ボケを悪化させる要因を減らす

  • 水分補給はしっかり行う(水分が不足すると疲れやすく、時差ボケの症状が重くなる)
  • フライト中の睡眠を妨げるものを避ける(耳栓の使用、仮眠前に映画やパソコンなどを見ない、など)

4. 現地到着後は、現地時間に合わせた生活をする

  • 夜に到着したら仮眠を取り、朝に到着したら起きているようにする
  • 眠気が強くてどうしようもないときには2〜3時間程度の仮眠を取る(これ以上取ると、睡眠リズムをよけいに崩す)
  • 朝には朝日(太陽光)をしっかり浴びるようにする(太陽光は体内時計をリセットするため調整が進みやすくなる)
  • 朝辛いときには、熱めのシャワーを浴びるようにする(熱い湯は交感神経を刺激するため、身体が活動を始める準備が整う)

 少しの心がけで時差ボケを予防できると、いい仕事や楽しい旅行ができるようになります。どうぞこの夏、海外でいい時間をお過ごしくださいね。

体内リズムを上手に整えて、海外での時間を楽しみましょう

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コラム2 【「ほん」のひとこと】 No.68
コラム【「ほん」のひとこと】

株式会社 正文館書店 取締役会長
谷口正明

『 島はぼくらと 』(講談社刊)・

『 盲目的な恋と友情 』(新潮社刊)

辻村深月著

 瀬戸内海の小さな島に住む同い年の高校生4人。島に高校がないかれらは、フェリーで本土の学校に通う。高校を卒業すると、島の子のほとんどが本土へ渡る。ともに暮らせるのもあとわずか。4人の日々を中心に、代々島で暮らす人々やIターンで移り住んできた人たちの生活を、丁寧に描く『島はぼくらと』。
 「グローバル」などという浮ついた言葉が氾濫する現代に、人は本来こうして生きるのではなかったのか、と想い出させてくれる好著。2014年、本屋大賞3位に輝く。

 読後感爽快な『島はぼくらと』とは打って変わって、女の深層心理を、これでもかとばかりに抉り出した『盲目的な恋と友情』。本の帯が的確に本書を表している。「一人の美しい大学生の女と、その恋人の指揮者の男。そして彼女の親友の女。・・・恋にからめとられる愚かさと、恋から拒絶される屈辱感を、息苦しいまでに突きつける。」

 過日、著者の辻村深月さんが来店してくださった折に、この2作を同じ人が書いたとは思えなかった、と話したところ、『島はぼくらと』がうまくできたので『盲目的な』は思い切って試すことができた、というようなことを明かしてくださった。心の襞を描き切っているという点で、2作は同じだと思った。

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コラム3 【苗字随想】 No.145コラム【苗字随想】

片桐清志

一字姓について(11)〜一字姓と曜日(2)〜

 先月号に続いて、今月は曜日に関係する一字姓の「木」から「土」に着目してみる。
 「木」はキ・モクの他にイキの読みがある。木が頭につく「木姓」は400種弱あり、曜日の中では最多だ。ランキングも木村(16位)を筆頭に、木下(130位)、木田(463位)、木内(482位)、木原(601位)、木本(702位)、木島(756位)、木谷(840位)、木戸(970位)の9姓が1000番内だ。ユニークな姓では木工(キタクミ・モク他)、木挽(キビキ・コビキ)、木星(キボシ)、木木(キノキ)、木枯(コガラシ)、木目(モクメ・キメ)、木立(コダチ・キダチ他)、木蔭(コカゲ)、木綿(モメン・キワタ他)、木芽(キノメ)が見つかった。
 「金」はキン・カネの他にコガネ・コン・カヌチの読み方がある。「金姓」は320種弱で人気は高い。ランキングでも金子(32位)、金沢(245位)、金井(258位)、金田(284位)、金山(432位)、金谷(466位)、金森(654位)、金本(733位)、金城(897位)の9姓が1000番内だ。ユニークな姓を列挙すると、金万(カネマン・コンマン他)、金余(カナモリ)、金作(カネツクリ・カネサク他)、金商(カネウリ)、金持(カネモチ他)、金満(カネミツ・カネマン他)、金具(カナグ)、金物(カナモノ他)、金庫(キンコ・カネクラ)、金堂(コンドウ・キンドウ他)、金星(キンセイ・キンボシ他)、金時(カナトキ)、金網(カナアミ)などが見つかった。
 「土」はツチの他にクニの読みがあるようだ。「土姓」も225種と結構多い。ランキングでも土屋(111位)、土井(308位)、土田(359位)、土居(708位)、土肥(895位)、土橋(933位)の6姓が1000番内に登場する。
 ユニークな苗字では土器(ドキ・カワラケ他)、土地(トチ・ツチジ)、土手(ドテ・ツチデ)、土産(ミヤゲ)、土用(ドヨウ・トモチ)、土砂(ツチスナ)、土蔵(トクラ・ツチクラ他)などが見つかった。
 「日」から「土」までを組み合わせた姓も結構見つかったので列挙しておく。日月(ヒツキ・ニチモリ・タチモリ・モチツキ他)、日水(ヒミズ)、日木(ヒキ)、月日(ツキヒ・タチゴリ・オチゴリ・オサ他)、月木(ツキギ)、火土(カド)、水月(ミズキ・ミズツキ・スイゲツ)、水木(ミズキ)、水金(ミズカネ)、水土(ミズツチ)、木月(キヅキ)、木水(キミズ)、木金(キガネ)、木土(キド)、金月(カナツキ・キンゲツ)、金水(カネミズ・キンスイ)、金木(カネギ・カナキ他)、金土(カネツチ・カナツチ)、土水(ツチミズ)、土木(ドキ・ツチキ)、土金(ツチカネ・ツチガネ)の21種が見つかった。

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【平成26年6月号編集後記】

 今年の梅雨は例年とかなり様子が異なる。「じめじめ、しとしと」と言った梅雨特有の降り方ではなく、ゲリラ豪雨型だ。九州や紀伊半島南部、北海道では記録的な雨量で被害が出ている。関東では大粒のヒョウが大量に降ったというニュースも報じられた。これまでも梅雨明け間近の豪雨災害はあったが、梅雨入り直後のこうした現象は珍しい。地球環境保護について考え直せとの警鐘にも思える。

 今月号ではいつもの例会模様に加えて、新会員を9名もご紹介できた。年度の変わり目の異動に伴う方が大半だが、前任者から本会への入会を引き継いで戴いたことを先ずもって感謝したい。転勤直後は何かと多忙な中、本コーナーに投稿いただき大変うれしく思っている。本コーナーでのデビューに加えて、早い機会に例会でお目にかかれるのを楽しみにしている。
 産業懇談会は中部経済同友会独特の会で、他地区の同友会からも注目されている。同友会入会直後の皆さんにとって、親しみやすい異業種交流の場を提供したいと思っている。先日も代表幹事の皆さんと本会世話人との意見交換会が持たれ、本会の今後の活動について貴重なアドバイスをたくさん戴いた。今後の活動に反映したい。ご多忙な中、ご参加いただいた代表幹事の皆さんにこの場を借りてあらためて感謝したい。

(片桐)