産業懇談会【メールマガジン 産懇宅配便】 第141号 2014.2.28 発行

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平成26年2月度(第141号) 目次

【26年2月度 産業懇談会(火曜G)模様】 2月4日(火) 12時00分〜14時00分

【26年2月度 産業懇談会(水曜第2G)模様】 2月12日(水) 12時00分〜14時00分

【名古屋いちばん物語】 No.56
【3月度産業懇談会のご案内】
【4月度産業懇談会のご案内】
【お知らせ】
【コラム】
コラム1 【保健師からの健康だより】 No.119
コラム2 【「ほん」のひとこと】 No.64
コラム3 【苗字随想】 No.141

【26年2月度 産業懇談会(火曜G)模様】

テーマ: 『 不思議の国 イスラエル―神話からハイテクまで― 』

日 時:平成26年2月4日(火) 12時00分〜14時00分
場 所:名古屋観光ホテル 18階 伊吹の間
参加者:34名

スピーカー:
鎌田 敏行(かまだ としゆき)
株式会社サガミチェーン
取締役社長

鎌田 敏行氏

1. 自己紹介
 ざるそばと味噌煮込みでご愛顧戴いているサガミチェーンの鎌田です。
 イスラエルに行くと、好きになる人と嫌いになる人の両方がいる。私はイスラエルが好きなので今日の話はイスラエル寄りとなる。従って割り引いてお聞き戴きたい。また、イスラエルやユダヤの世界は非常に奥が深く、私はごく限られたことしか知らないことを最初にお断りさせて戴く。
 私は大学時代に休学して、2年間の予定でドイツのアイセック企業研修を受けた。しかし、中東で起きていた戦争のことを知り、イスラエルに行ってキブツで1年農業体験をした。大学を卒業するのに都合7年掛かったことになる。1974年に伊藤忠商事に入社し、1994〜2001年には初代のテルアビブ事務所長を務めた。これは全商社でも最初だった。帰国後も年に1度はイスラエルに行っているが、イスラエル好きが嵩じて2005年5月から日本イスラエル商工会議所の理事を続けている。2007年3月にサガミチェーンに出向し、2011年1月からは社長を務めている。

2. イスラエルの概況
 イスラエルの面積は2.2万km2でほぼ四国と同じくらいであり、人口は約800万人である。首都はエルサレムとしているが、国際的には認められておらず、ほとんどの国の大使館はテルアビブに置かれている。民族はユダヤ人が約75%と多く、それ以外はアラブ人などである。主要産業は、情報通信、ハイテク、医療・光学機器、化学、ダイヤモンド加工、繊維、金融などであるが、最近は地中海での天然ガス開発も進んでいる。2012年のGDPは2,097億ドルだが、一人当たりでは27,357ドルであり、周辺諸国と比較してかなり高い。2012年の輸出額は631億ドル、輸入額は731億ドルである。
 イスラエルは砂漠の中にあるイメージだが、実際は“土漠”と言うほうが相応しい。しかし、水利が発達していて北部には穀倉地帯もある。3大陸が接するところに位置するため、動植物の種類が多いのが特色で、シクラメンやチューリップの原産地でもある。ブドウ畑も全土に広がっており、ワインの産地になっている。ユダヤ教徒は金曜日の夜に赤ワインを飲む習慣があるが、イスラエルのワインの品質はもともと良くなかった。しかし、最近は、ブティックワイナリーと呼ばれる、生産量が少なく非常に品質の高いワイナリーが幾つも出てきている。
 イスラエルとヨルダンの間にある塩湖の死海は有名である。浮遊体験や化粧品が知られているが、日本の豆腐を作るときのニガリは、ここで採られているものが多い。死海に流れ込むのはヨルダン川だけであり、淡水であるヨルダン川からの取水によって、湖面の水位は年々低下している。また、この一帯は海抜マイナス400mを超す海抜下である。

3. イスラエルの神話
 イスラエルは歴史が古く、ユダヤ暦は旧約聖書の天地創造から数えているので今年は5774年である。聖書考古学という学問もあるが、旧約・新約聖書の聖地であり、まつわる史跡が多い土地である。テルアビブのすぐ南にあるジャッファの町の港にはギリシャ神話の舞台となった「アンドロメダの岩」もある。エチオピア王ケーペウスとカシオペアとの間に大変な美貌の持ち主であるアンドロメダという娘がいた。カシオペアがそれを自慢したことに対して、娘を比較された海神が怒り、エチオピアの海岸を大波によって荒らした。やむなくアンドロメダを岩に縛って人身御供にするが、そこにメドゥーサの首を持った ペルセウスが通りかかり、首の威力で海獣を石にして退治し、アンドロメダと結婚した。
 また、イスラエルには常勝、不敗の神話もある。イスラエルが強いのには理由がある。具体的には、一度でも負けると「国家が滅亡する」危機感、アメリカとの強固な関係、強力なロビー活動、ハイテク開発力、独自の兵器産業、卓越した情報収集力である。

4. イスラエルのビジネス
 ユダヤ人は世界人口の約0.2%に過ぎないが、ノーベル賞受賞者の約20%はユダヤ人であり、それだけ発想力が豊かな人たちと言える。ユダヤ人の本拠地たるイスラエルには世界的に成功したベンチャーが多々ある。カプセル内視鏡、フラッシュメモリー、スマホ用カーナビアプリ、ICQ、パネル用アクティブペン、無接点充電機器、ファイヤー・ウォール、ボイスメール、脳を活性化する機能性食品などなど、枚挙に暇がない。小粒でも光る会社が多く、NASDAQ上場企業数は米国に次いで2位であり、海外から高値で買収される例も非常に多い。所長が5代目となった伊藤忠を含め、イスラエルには25社の日本企業が進出しているとされるが、取引だけなら多くの日本企業がしている。しかし、それでもまだまだイスラエルを縁遠い国と考えている日本企業が多いように思われる。日本経済復活を 神話に終わらせない為の方策の一つにイスラエルのハイテク活用があるのかも知れない。

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【26年2月度 産業懇談会(水曜第2G)模様】

テーマ: 『 ここまでできる、建設現場シミュレーション 』(東洋建設の港湾技術)

日 時:平成26年2月12日(水) 12時00分〜14時00分
場 所:名古屋観光ホテル 18階 伊吹の間
参加者:23名

スピーカー:
塚本 雅志(つかもと まさし)
東洋建設株式会社
名古屋支店長

塚本 雅志氏

1. 東洋建設の会社概要
 私は、昭和32年に静岡県島田市で生まれた。出身大学は山の中にある信州大学であり、専攻は港湾ではなく、トンネルであった。昭和55年に東洋建設に入社し、主に東京湾と羽田空港の工事を担当した。その当時の経験から、中部国際空港の工事が始まる際には、名古屋支店に赴任し、現場に携わった。その後、静岡営業所長、土木部長を経て、現在名古屋支店長となり、3年目になる。
 東洋建設は海に関わる建設会社であり、“マリコン”と呼ばれる業態である。昭和4年に西宮市鳴尾地先を埋立て、62万坪の一大工場港を建設することを目的として、南満州鉄道と山下汽船の共同出資により設立された、阪神築港株式会社が始まりである。1964年、東洋建設株式会社に称号を変更し、同年東証・大証1部に上場した。現在、売上高のうち土木が6割、建築が4割で、従業員数は単体で約1,200人、グループ全体では約1,400人である。空港関係の仕事は、羽田や中部のほか、関西、神戸などに豊富な実績がある。港湾のコンテナバース、火力発電所などとも関係が深い。現在は港湾だけでなく、道路、トンネル、ダムや建築工事等国内外に広く施工実績がある。東洋建設は社会資本の建設を通じて、社会や人々の生活を支える仕事に誇りをもって取り組んでいる。

2. 鳴尾研究所の紹介
 当社には鳴尾と美浦に2つの研究所があるが、本日は主要な研究開発拠点として、鳴尾研究所の研究内容を紹介する。鳴尾研究所は、水や波を研究する水圏研究棟と土や基礎の実験を行う地盤研究棟がある。水圏研究棟には30m級の平面水槽や60m級の造波水路がある。
 各水槽では津波をはじめ様々な海域の実験を行っている。また地盤研究棟の設備の一つとして、「ビーム型遠心力載荷模型実験装置」がある。N分の1の縮尺の模型地盤にN倍の遠心力を加えると、模型において実際の地盤に生じている状況をつくることが可能である。例えば、10分の1の模型において、10Gの遠心力を加えた場合、実物において1G(地球の重力)がかかっているのと同じである。この装置は、最大で250Gの遠心力を掛けることができる。鳴尾研究所は1984年の開設時に、民間企業の研究所としては、世界で初めて同装置を導入した。それによって、海上における大規模埋立やシールドトンネル、耐震工法の開発など土木構造物の建設に要求される様々な技術課題に対する実験を行ってきた。また、1998年に導入した「ドラム型遠心力載荷模型実験装置」は最大440Gの遠心力を掛けることができる。同じ規模の装置は世界で5台しかない。こうした実験装置は、実験模型の縮小に寄与する一方、時間短縮にもつながる。N倍の力が掛かると、再現される時間はNの2乗分の1に短縮される。仮に、長期間の地盤沈下等で10,000日掛かる実験が、100Gの重力場で行うと1日で再現される。

3. 津波の速さはどれくらい?
 先日、名古屋市の南海トラフ巨大地震の被害想定が新聞に出ていたが、当社はこうしたこととも関わっている。津波の数値シミュレーションでは、検討対象地で想定されている津波等に対して、波源からの平面伝播シミュレーションを行い、検討対象地への津波の方向や波数といった来襲状況、浸水の有無と程度を把握することができる。それによって、問題となる事象、発生する箇所の抽出が可能となる。また、防波堤の設計においても「粘り強さ」の検証もできる。
 東北大震災以降、防災・減災対策が各方面で叫ばれているが、ハードだけでは人命は守れない。ソフト、つまりは避難場所・避難方法を組み合わせて対応していくべきである。 津波の水深が30pになると、人間は歩くことができない。津波は普段の波とは全く違い、倒れたりすると、海に引き込まれてしまう。
 津波の速度は、海の深さと関係する。{V=3.6√(9.8×h)。V=津波の時速(km/h)h=水深(m)}もし、水深が8,000mであるとすると、時速1,000km程度になり、ジェット機並みの速さになる。水深が10mとすれば、時速36km程度になり、自転車で速く走っている位である。名古屋港の水深を考えると、この程度の速さで襲ってくる。したがって、目で見てから逃げているようでは、全く駄目である。いかに早く、高いところに逃げるかということが大事である。


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【名古屋いちばん物語】 No.56


テーマ: 『 「住吉の語り部となりたい」 シリーズ第35回 』

料亭蔦茂 主人
深田正雄

南伊勢町物語・名古屋のウォールストリート

 名古屋の旧町名を復活させる有志の会代表の北見昌朗さん作成の昭和35年版の中区地図復古版完成B1サイズで南北2枚組セットがドーンと蔦茂に送られてまいりました。
 とても興味深くどなたでもご希望ございましたら、北見さんのご厚意に甘えて差し上げますので気軽に小生までご連絡ください。
 今回は、東京の兜町、大阪の北浜とともに金融街といわれた伊勢町について昭和30年代の昔話をいたしましょう。
 江戸時代は広小路より南で下級武家屋敷が両側にあったものの町名はなく、明治4年に至って「南伊勢町」を新設、明治26年末に86番地(現在のスカイル南・路地)に株式取引所が創立され証券会社が軒を並べるようになりました。
 正雄君の小学生当時の記憶では、労働争議が続き組合の赤旗ひるがえるレトロな名証取引所ビル、そして、重い擦りガラス扉をあけて地下へいくと洒落た居酒屋ニュートーキョー、そして、片側1車線の車両通行する入江町道路上に跨る立会所建物とガード下のタバコ屋、焼き芋屋、飲み屋屋台の奥にはチョット暗い中小証券店舗が思い出されます。浮浪者が2‐3人雨風をしのいで生活していたようです。(写真・1)
 昭和35年当時は地場証券業者の登録は36社あり、うち26店舗が伊勢町1階に軒を並べておりました。現在、同一敷地での営業継続は寿・大徳・岡地証券の3店が残り、他は平和ビルに移転した明治から続く老舗木村証券、そして、昭和37年に参入の豊証券の5軒のみが伊勢町で営業する寂しい金融街となってしまいました。また、戦前からの地元リーダー安藤証券は広小路の丸栄デパート向いにて同一敷地にて隆々と活躍されています。
 三蔵通りの交差点、北東角には玉塚証券の相場記入ボードがあり、折からの庶民の証券大衆化ブームで梯子を掛けてチョークで記入する時価相場変動に人だかり、一喜一憂するオジサンオバサンの姿が懐かしく感じられます。玉塚の北にはレストランブギ、分厚いカツサンドや名物ビーフシチューの味を覚えている方も多いのではないでしょうか?(写真2)
 北見地図で分かるように南伊勢町は路地裏が賑やか、居酒屋と高利貸し(?)が軒を並べ、名古屋日活劇場周辺には大手の森朴さん経営、食堂「丸庄」ほか大津通りへの東西に2本・南北に1本の路地裏繁華街に証券マン相手の多くの飲食店がありました。
 現在、丸八証券ビルは新田さん率いる(株)Jプロジェクト本社となり、取引所ガード北は共産党赤旗から緑の街路樹と変わり美しい公開空地「セントライズ栄」、入江町通り南は名古屋平和ビル、そして、むつみ小路南の金融マンの常連で繁昌した床屋セントラル(親父の佐藤さんは競馬好きで有名)や「やぶそば彦」の跡地には新ビル建設が工事中、角の丸栄ホテル食堂部から国際フードレストランは名古屋証券取引所となり、三蔵通り西・料亭河文さんの林ファミリー所有の土地は伊勢町平和ビルとかわりました。地元証券業を支えた平和不動産(株)が都市型デベロッパーとして地域開発に貢献されています。(写真・3)
 今の名証取引所の1Fが洋服Zegna(銭屋)とは語呂合わせでマッチングしますが、西隣サンリツビルの出逢いカフェ・ピンクサロン(?)「栄フラン」は混在する伊勢町らしく困った街の環境浄化への課題です。
 ところで創業100周年蔦茂と伊勢町の関わりをお話ししなくてはなりません。海部郡蟹江町須成出身の神田雷蔵は、蟹江銀行重役の父の縁もあり明治31年より名株仲買人として伊勢町在住、後に渋澤栄一、高橋是清との人脈から明治43年政府公債引受で信用を得て、兜町を風靡する仲買人となりました。東京での神田銀行設立の頃、同郷の須成村村長の長男・深田良矩(祖父)は各地の深田家が銀行を設立することもあり、尊敬する雷蔵の片腕として、伊勢町で新株発行と引受業で活躍しておりました。
 雷蔵の指導もあり、証券業の円滑な取引のための接待場として、大正2年に八百屋町の料亭蔦茂を取得、後に手狭となり、伊勢町に近い現在地住吉町2-26旅館「丸屋敏」を購入したのが現在の蔦茂本店スタートとなります。勿論、昭和2年神田銀行倒産まで料亭の事業は他人任せであったようです。(住吉の語り部第11回参照)

写真1:名証取立会場の外観(昭和30年代) 入江町筋のガードが懐かしい

写真2:伊勢町取引所ガードから北に並ぶ証券会社、右は日活劇場

写真3:平和不動産による新ビル群(写真2と同一現在地)
栄ミナミの新しいイメージシンボルの街路灯が新設されております。

地図:北見氏制作 昭和35年版より南伊勢町の住宅地図

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【3月度産業懇談会のご案内】
名古屋観光ホテルでの開催です。
グループ名 世話人 開催日時 テーマ 場所
火曜グループ

岡部 聰
深田正雄

3月18日(火)
12:00〜14:00

(株)料亭蔦茂 取締役社長 深田正雄氏のご紹介
日本介助犬協会
事務局長 高柳友子氏
「介助犬と障がい者の自立
        〜医師の立場から普及をめざして〜」
18階
伊吹の間
水曜第1グループ

落合 肇
飯田芳宏

3月19日(水)
12:00〜14:00
(株)りそな銀行名古屋支店
 名古屋営業本部長 村上真輔氏
りそな総合研究所(株)
 主席研究員 荒木秀之氏
「2014年度の経済展望」
18階
伊吹の間
水曜第2グループ

片桐清志
見祐次

3月5日(水)
12:00〜14:00
テンプスタッフ・ピープル(株)
専務取締役 山本光子氏
「女性の活躍推進
  〜多様な人材が能力を発揮できる会社を目指して〜」
18階
伊吹の間
木曜グループ

河村嘉男
倉藤金助

3月6日(木)
12:00〜16:50

丸菱工業(株) 取締役会長 河村嘉男氏のご紹介
「三菱電機(株) 稲沢製作所視察会」
  • 後日、実費を精算させていただきます。
  • 出席者の方には、詳細案内を送付させていただきました。
18階
伊吹の間

<ご参考>
平成26年3月6日(木)木曜グループ:三菱電機(株) 稲沢製作所視察会
住所:稲沢市菱町1番地

12:00
12:00〜12:30
12:40〜13:30
13:30〜14:00
14:00〜15:30
15:30〜15:45
15:45〜16:00
16:00〜16:50
16:50

名古屋観光ホテル 18階 伊吹の間に集合
昼食
バスにて移動
会議室にて概況説明
2班に分かれて施設見学
会議室にて質疑応答
移動および集合写真撮影
バスにて移動
名古屋商工会議所ビル帰着・解散

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【4月度産業懇談会のご案内】
水曜第1グループは開催曜日が火曜日に変更になっています。
木曜グループ以外は、名古屋観光ホテルでの開催です。
グループ名 世話人 開催日時 テーマ 場所
火曜グループ

岡部 聰
深田正雄

4月8日(火)
12:00〜14:00

東海東京証券(株) 取締役副会長
 岡部 聰氏のご紹介
東海東京証券(株)
名古屋戦略部 鈴木俊一氏
「ソチ五輪観戦記」
18階
伊吹の間
水曜第1グループ

落合 肇
飯田芳宏

4月15日(火)
12:00〜14:00
イイダ産業(株) 取締役会長
 飯田芳宏氏のご紹介
名古屋大学
国際教育交流本部 国際教育交流センター
キャリア支援部門 特任講師 今井千晴氏
「留学生就職支援の現場から
  〜留学・国内外での就業経験を通して(仮)」
18階
伊吹の間
水曜第2グループ

片桐清志
見祐次

4月9日(水)
12:00〜14:00
(株)ナゴヤキャッスル
取締役社長 越川 健一郎氏
「新聞記者が"異次元"の
        宿屋の主人になった時」
18階
伊吹の間
木曜グループ

河村嘉男
倉藤金助

4月3日(木)
11:30〜13:45

オリエンタルビル(株)
取締役社長 平松 潤一郎氏
「フェラーリの魅力とイタリアン」
※誠に恐れ入りますが、2月25日(火)をもちまして、定員超過のため募集を締切させていただきました。
※ガレージ見学後、昼食会を行います。
※ご出席の方には、別途詳細案内をお送りさせていただきます。
<集合場所>
地下鉄東山線
「本郷」駅
名古屋市名東区本郷二丁目126

<ご参考>
平成26年4月3日(木)木曜グループ:フェラーリの魅力とイタリアン
住所:名東区極楽1丁目7番地
※ご出席の方には、別途詳細案内をお送りさせていただきます。

11:30
11:30〜11:40
11:45〜12:30


12:30〜13:45

13:50〜14:00
14:00

地下鉄東山線「本郷」駅に集合
タクシーに分乗し、現地まで移動
ガレージを見学
■平松 潤一郎氏より概要説明
・フェラーリ/ベスパ の展示見学
リストランテ・エスト にて昼食会
※イタリアンのランチをご用意させていただきます。
タクシーに分乗し、本郷駅まで移動
本郷駅にて解散

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【お知らせ】

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【コラム】

コラム1 【保健師からの健康だより】 No.119
花ちゃんからの健康だより

株式会社 スズケン
保健師 鳥巣 妃佳里

『 健やかな睡眠のために 』

 3月18日は春の睡眠の日です。睡眠の日は春と秋(9月3日)にあります。そして睡眠の日を挟んだ前後1週間(春は3月11日〜25日、秋は8月27日〜9月10日)が健康睡眠週間とされています。

 健康日本21の調査では、睡眠に関する悩み(健康問題)を抱える人は23.1%、そして14.1%の人が眠りを助けるために睡眠薬やアルコールを飲むことがある、という結果が出ています。つまり日本人の5人に1人は睡眠に関する問題を抱えているということになります。睡眠に関する問題は健康障害だけでなく、年間の経済損失という視点からも重要なものです。日本大学の内山 真教授は、年齢、性別、職種、睡眠時間、寝つきの良さ、勤務中の眠気、眠気による遅刻・早退・欠勤・作業効率、交通事故などの情報と労働者の年間給与額を使い、睡眠に問題のある労働者全体の生産損失額の試算をしています(2006年)。それによれば、年間の損失額は約3兆665億円に達すると言います。睡眠不足による健康障害や良い睡眠を得るためのヒントについては、以前(平成23年9月号「快眠のすすめ」)ご紹介しました。睡眠は生活習慣による影響も大きいものですから、「1回試してみたけどダメだった」とあきらめずにしばらく継続して生活改善を試してみることをお勧めします。ですが、それでもうまく睡眠の悩みが改善しない場合や長く続く場合には、医療施設での専門治療を考えるのも必要なことです。

 国立精神・神経医療研究センターが全国の代表的な睡眠医療施設、大学、研究機関などと協力して、一般の方がパソコンやスマートフォンからアクセスして睡眠障害の簡易判定を受けられるシステム「睡眠医療プラットフォーム(PASM)」を開設しました。サイト上で簡易判定が受けられ、その結果を印刷して医療機関へ持参することで受診時の情報提供としても活用できるのが特徴になっており、通院中に在宅で症状チェックや検査に役立てることも可能のようです。専門医療機関に受診する、と思うと敷居が高く感じるかもしれませんが、このようなサイトであれば時間を問わずご自身の健康管理、睡眠問題の改善に役立てられそうです。

 質のいい睡眠がとれているかどうかは、健康のバロメーターでもあります。睡眠の日を機会に、是非ご自身の睡眠をチェックして健康管理に役立ててみてください。

健やかな睡眠は健康のバロメーター 良い睡眠で十分な休養をとって、いきいき過ごしましょう

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コラム2 【「ほん」のひとこと】 No.64
コラム【理念経営物語】

株式会社 正文館書店 取締役会長
谷口正明

古今東西ニッポン見聞録
林和利著・風媒社刊

  著者の林和利氏は、名古屋女子大学文学部・大学院教授で狂言・能の研究者。この本は、日本について外国人が書き著した名著21冊を簡潔に紹介したもの。その原著(訳書)21冊の合計ページ数は8,600ページを超えるそうで、目を通すだけでも大変な労力を要したことだろう。
 幕末からの外国人の著作に触れた書籍は多いが、『魏志倭人伝』からドナルド・キーンまで幅広く取り上げた点にこの本のユニークさがある。品行方正な日本人は江戸時代に形成されたという意見があるが、この本の紹介によれば、『魏志倭人伝』の頃から既に評価を受けていたようだ。
 現代の日本人が無くしてしまったり忘れかけている美点を、私たち一人一人の心に呼び起こしたいとの著者の想いが溢れる本である。

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コラム3 【苗字随想】 No.141コラム【苗字随想】

片桐清志

一字姓について(7)〜一字姓と鳥

 前回の一字姓シリーズでは動物を扱ったがその際に鳥は除外したので、今回は鳥と一字姓に注目してみたい。
 鳥の一字姓も賑やかで色トリドリだ。まず種類は34種見つかった。空を飛ぶ鳥への憧れと縁起の良さが人気の要因だろう。これも「〇姓」の多い順に主なものを列挙してみる。
 筆頭はやはり鶴(ツル)で「鶴姓」はなんと125種もある。これに(ツル・ツルモト)の30種を加えると150種を超え、まさに鳥の王様だ。鶴に続くのはやはり鷹(タカ・タカトリ)で「鷹姓」は75種見つかった。以下鵜(ウ・カラス)、鷲(ワシ・オオトリ)、鴨(カモ)、烏(ウ・カラス)、鴻(コウ・オオトリ・カンドリ・ビシャゴ・ビシャコ・オオヤ)、雁(カリ・ガン・カリガネ・タカ)、鷺(サギ)、鳩(ハト)が上位十傑だ。その他の主なものは鳳(オオトリ・ホウ)、鶉(ウズラ)、鴫(シギ・シキ)、鶯(ウグイス・オウチ)、鴇(トキ)、鴛(オシ・シノブ)、隼(ハヤブサ・ハヤフサ)、鳶(トビ・トヒ)、燕(ツバメ・エン・ササグリ)、雀(スズメ・ササキ・ササギ)、梟(タケシ)、鴉(カラス)も身近な鳥だ。鳰(ニオ)や鵤(イカルガ)や鵬(オオトリ)など読み方も大変だ。鷄や鴎や雉は身近ではあるが一字姓には見当たらなかった。
 鳥姓でユニークな苗字も紹介しておく。「鶴姓」では鶴丸(ツルマル)、鶴口(ツルグチ)、鶴目(ツルメ)、鶴羽(ツルハ・ツルバ・ツルバネ)、鶴指(ツルサシ)、鶴背(ツルセ)、鶴脛(ツルハギ)、鶴尾(ツルオ)、鶴身(ツルミ)、鶴歩(カクホ)、鶴子(ツルコ)、鶴城(ツルキ・ツルシロ)、鶴飼(ツルカイ)、鶴亀(ツルカメ)がある。「鷹姓」では鷹匠(タカジョウ)、鷹司(タカツカサ・タカシ)、鷹取(タカトリ)、鷹飼(タカカイ)、鷹嘴(タカノハシ他)、鷹爪(タカズメ)、鷹羽(タカハ・タカバ)、鷹巣(タカノス)がある。「鷲姓」では鷲取(ワシトリ)、鷲頭(ワシズ・スドウ他)、鷲足(ワシアシ・ワシダリ)、鷲子(ワシコ)、鷲巣(ワシノス他)がある。「鴨姓」では鴨名(カモナ)、鴨居(カモイ)、鴨打(カモウチ・カモジ・カモチ)、鴨狩(カモガリ・カモカリ)、鴨目(カモメ)、鴨頭(カモガシラ)、鴨足・鴨脚(カモアシ・イチョウ・イコウ)が見つかった。「鷺姓」では鷺巣(サギス)、鷺ノ森(サギノモリ)、「鳩姓」では鳩羽(ハトバ)、鳩宿(ハトジュク)などだろう。

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【平成26年2月号編集後記】

 先日、NTTの研究開発成果の展示会を見学する機会があった。製造部門を持たない企業が新素材等の基礎研究まで手掛けている例は世界的にも珍しい。また研究開発は企業秘密的な色彩が強いため部外者に成果を開示するのも珍しい。
 こうした活動の背景には民営化時に法律で「電気通信技術に関する研究の推進及びその成果の普及」がNTTに義務付けられたことがある。この精神が受け継がれ、これまで創意ある研究開発活動が日本の通信技術の進歩に少なからず貢献してきた。また展示会の開催では国内外の通信関係者から広く意見を集め、今後の研究開発に生かす狙いも持っている。
 しかし目的が明確な実用化研究と異なり、基礎研究は応用分野が広く、成果が見えにくい。そのうえ研究期間も長くなる。このため投資効率だけを追求されると経営判断は悩ましい。それでも技術の進歩を重視するなら長期展望を持った基礎研究は不可欠だ。
 今回の展示のスローガンは「Co-Innovation〜あなたとともに、未来を創るR&D」だ。独善を排し、通信技術の裾野を広げ、技術をサービスとして実現し、社会生活に役立てようとする思いが伝わってくる。実際の展示も技術領域とビジネステーマを織り交ぜた工夫がされていた。各展示の説明も研究者が個別に、噛み砕いて解説していて将来の可能性を垣間見ることができた。専門家同士の熱い思いの交流の成果が新しいサービスとして誕生する日が待ち遠しい。

 さて、今月の「産懇宅配便」では鎌田氏のユニークなイスラエル事情の紹介と塚本氏の海洋土木の最前線を掲載できた。お二人ともご自身の体験をもとにしたお話しだけに迫力満点だ。今後もこうした異業種交流の特色溢れる企画を工夫していきたい。

(片桐)