産業懇談会【メールマガジン 産懇宅配便】      第51号 2006.8.25発行

メールマガジン■産懇宅配便■

平成18年8月度(第51号) 目次
メールマガジン ■産懇宅配便■
【18年7月度産業懇談会(木曜)模様】 7月13日(木) 12時00分〜14時00分
【18年7月度産業懇談会(火曜)模様】 7月18日(火) 12時00分〜14時00分
【18年7月度産業懇談会(水曜1G)模様】 7月19日(水) 12時00分〜14時00分
【新会員自己紹介】
阿比留 卓雄氏

鉄建建設株式会社名古屋支店 執行役員支店長

天谷 昭裕氏

ジェイアールセントラルビル株式会社 取締役社長

金子 功男氏

新英金属株式会社 取締役社長

川上 泰明氏

株式会社エヌ・ティ・ティ・アセット・プランニング東海 取締役社長

河田 正氏 エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社東海支店 支店長
酒井 吉彦氏

名古屋ターミナルビル株式会社 取締役社長

柴田 司氏

全日本空輸株式会社 執行役員名古屋支店長

柴田 光朗氏

株式会社電通 執行役員中部支社長

杉田 章夫氏

株式会社テクノ菱和 取締役名古屋支店長

寺岡 俊介氏

三菱UFJ信託銀行株式会社 常務執行役員

長谷川 幸人氏 愛三工業株式会社 常務取締役
吉田 忠義氏

株式会社ジェーシービー 執行役員東海支社長

【9月度産業懇談会開催日程】
【お知らせ】
【コラム】
コラム1  『花ちゃんからの健康だより』
コラム2  『プログレスシリーズ』
コラム3
『苗字随想』

18年7月度産業懇談会(木曜G)模様

 テーマ:『 グローバル時代の人づくり 』

日 時: 7月13日(木) 12時00分〜14時00分
場 所: 名古屋観光ホテル 18階 オリオンの間
参加者: 29名

スピーカー:
  千賀 哲郎(せんが てつろう)
  株式会社アイシン・リビングプランナー 取締役社長
千賀 哲郎(せんが てつろう)氏
 
 アイシングループは、売上高2.1兆円、海外も65拠点を有し、派遣駐在員も650人・家族もあわせると1,000人超にもなる。拡大する中で人がついていかない状況だ。固有の管理技術を持っていくにしても、そうした中で日本人を3年や5年のローテーションで異動させて、その国の人と良いマネージメントが出来るのかというと疑問が多い。アメリカの植民地経営で、フランスとイギリスの対応の違いは、フランス人は新天地で成功すれば故郷に戻って錦を飾るという帰国願望に対し、イギリス人はピューリタンの様に本国から追われ、この新天地でしか生きられないという気概で植民地経営を進めたところに違いがある。このため、フランスは点で植民地を治め、イギリスは面で植民地を拡げた。こうした点から海外経営を考えると、4〜5年のローテーションで駐在し、本でちょっと勉強したぐらいではとても上手くいかないと思う。

 それでも現地で企業をなんとか経営していくには、現地で有力な人を雇うしかない。有力な人ならお金はかかる。枕を高くして寝られるなら、その金は安いものだと考えた方が良い。その代わり、契約をしっかり結ぶことが必要だ。何に対して責任を持つのか、誰に対してレポートするのか、目標はなんだ、解雇される条件はどうか、そして年間報酬はいくらなど、弁護士の協力を得ながら予め契約を通し取り決めておく必要がある。日本人はこの契約に馴染みが薄い。そもそも狩猟民族は、テリトリーを超えて獲物を追うので、絶えず民族同士間で争う。したがって交渉力が巧みになる。契約や条約も巧みで相互の行動を規制してきた。日本はこの契約に慣れていないので、一度や二度の食事で、お前に経営を任せたと言ってしまったりする。従ってしっかり契約を結び、その範囲で責任を持ってやってもらうとともに、いつも一年ごとに契約の遵守度を問い、両者で確認することが必要と思う。

 会社に入った頃に中近東に商売に行ったが、そこでの交渉は相手が日本人を脅かせば、すぐ譲歩してくる国柄と見て、予想をはるかに越える安値を要求するところから交渉が始まった経験がある。一方で、GMやフォード、クライスラーを相手とするビジネスでは、まず技術でスクリーニングされ、それから価格。そこではまず50万個、100万個で各々見積もりを出せと要求され、2回目のスクリーニングがあり、競争力がなければせりおとされる。それから100万個の時の最低の価格で契約を結び、発注量は結果として50万個に終わったと言った具合だ。もちろん後刻差額要求をすることになるが、交渉のやり方も国によって様々で日本人はこうした海外の交渉術に翻弄されるケースが多い。その上日本人は、一般に言葉が少ないという問題もある。首相の靖国参拝にしても、あまりにも話が短く説明が少ない。向こうの人達は、プレゼンテーションが実に上手い。我々の教育も問題があって、歴史といえば、例えば仏教が何年に、誰が伝えて、お寺はどこかということしか覚えない。なぜ、仏教が定着したのか、どういう理由なのか「なぜなぜ」ということを突き詰め、問いかけることが少ない。

 さて、アイシンの人材開発部の部長さんと話をした時に、一般の企業では7・5・3といって、入社後3年間に中学卒業者で7割、高卒で5割、大卒で3割が自分探しをするといって会社を辞めるという。配属が、自分の希望する部門でなくても、将来のリンケージを考えてくれればよいが、すぐに辞めて今や650万人もの若者が仕事探しをしている。辛抱がない。さらにチームワーク、仲間意識が希薄だ。1つにはパソコンや携帯電話に向かう機会が多く、仲間とともに何かのプロジェクトやスポーツそしてコミュニティ活動を通し、一緒に困難を乗り越えたという経験が少ないのも背景にある。

 面接の時に、何かのテーマに向かってチャレンジしたことがあるか、困難にぶつかった時にはどう克服したのかを聞くようにしているそうだが、男子学生はそういうプロジェクトに挑戦すらしていない。従って困難に直面していないと答える人が多い。フェアにみても、女性の方が学生時代を通し色々なテーマを持ってやっている人が多いようだ。もう一つ、最近の若い人は自分を表現する能力が弱い。従って相手を説得する能力も弱い。海外の学生はコミュニケーションやプレゼンの機会が豊富だ。家族でのコミュニケーションも多い上に、皆の前で発表させられる機会も多い。

 困難に直面していない学生時代を送った人達は、会社ではいろんな世代の人と仕事をしたり、部門間の調整を通し衝突したり、いろんな困難に遭遇するが解決する方法がわからず、ノイローゼになってしまうケースも多くなっている。

 日本の首相がアメリカの大統領と会談しても、アメリカの新聞では少ししか報道されず、テレビのトーク番組にも出演を求められない。これは日本の首相が官僚の原稿がないとしゃべれないからだと言われる。アメリカの国民は、その人の素直な姿を見たいと思っている。自分の言葉で、どんどん表現することを期待している。海外へ赴任する人は自分の意見や考えをしっかり持ち、相手に伝えられることが大事。

 日本について知ることは何より重要と思う。そして願わくば、行く国のこと、歴史、文化、価値観を学んで欲しい。私自身の経験でも英語の能力にあわせて、その国の高校の教科書を読んだりした。そういう中で、英米の歴史の教科書も見てきたが、他国に言われて変えるようなことはない。英国でも植民地経営のことは事実は事実として書かれているが、一貫して過去を否定することはなく、子供達に誇りある国民になって欲しいという論調で書かれている。

 相手の国を知ること、そして異なる価値観を知ることは最も大事だ。ヤンキースの松井が試合中に手首を骨折し、トーリ監督にお詫びに行った記事を見た。日本では、真摯な態度に見えて好意的に捉えるが、アメリカの新聞には、なぜ詫びるのか理解できないと書かれている。松井はスキーをして怪我したわけでもなく、本来の野球をやって怪我をしたにすぎない。ヤンキースのある選手の言葉として、彼の怪我によって優勝から遠ざかるのではと考え詫びるというなら、我々を見くびるものだと批判した選手もいた。エンロンの不正会計事件の時も代表者が詫びることはなかったし、シンドラーエレベータでも社長は詫びていない。それは、背後に訴訟が控えているからだ。松井の怪我の場合も「契約」に規定している範囲内で起こったことなら詫びることはないというのが彼らの考えだろう。もし、アメリカで出会い頭に車がぶつかって、双方の善し悪しがはっきりしない中で安易に日本的に詫びたりすると、訴訟になった時、裁判では非常に不利にはたらく。罪の意識があって言ったはずだとされて、言った方が有罪とされる可能性が高い。

 日本は強い、弱いをあまりはっきりさせない。金持ちも、貧乏な人も、相手をそう思わせない様思んばかるところがある。美意識も違う。白黒をはっきりさせたがらないということもある。そこで誤解が生じる。イエス、ノーをはっきりさせない日本人が多く誤解を招き、裁判になると不利を蒙るケースが多い。

 しかし一方、日本や日本人の素晴らしさも忘れてはいけないと思う。

 大陸の人と比べて、体力は劣るが、日本人は勤勉だ。イギリスでは優秀な人は極端に優秀だが、そうでない人は、ほとんど勉強もしていない。格差が大きいのが欧米だ。日本のように教育レベルの層がまとまっている国は少ない。その上、みんなで助け合おうという意識も高い。阪神大震災の時に、6,000人が亡くなったが、米ニューオリンズの様に暴動が起こることもなく、皆が助け合った。第二次大戦後も、これだけ日本は破壊されて廃墟になったにも関わらず、内戦や暴動もなく整然とゼロからやり始めた。このまとまりとエネルギーはイランやアフガンの例と比較しても外国の比ではない。外国からは逆にまとまっているところが脅威に思われるかもしれないが、これが崩れる社会にしてはいけない。

 グローバルで事業を展開するということは、訴訟があるということを考えておく必要がある。米国での採用の時も、面接の米人人事担当者に自分は黒人が嫌いだから雇わない様になどと耳打ちする等の人種差別発言は絶対いけない。その担当者と仲が良い時は良いけれども、辞めた時にこの事実をマスコミに流されてひどい目にあった韓国系企業の例が、米カリフォルニア州であった。自分の経験でも、人種差別や偏見は持たず、ジョブディスクリプションを基準に判断し、採用を行ってきた。

 日系のある企業では、勤務態度不良の黒人社員に再三、警告書を出した後で首を切ったが、訴えられたということがあった。裁判では、原告は確かに無断欠勤もしたし、遅刻も多かったが、この会社には一環して差別があって雰囲気が悪かったのが原因だと反論してきた。カリフォルニアでは陪審員の多くが有色人種で、そういう話をすると日系企業はまず敗けると考えた方が良い。余程の勝算があるなら別だが、微妙な状況なら和解ですませた方が結果的にはコストが安くすむし時間も早い様だ。

 その他、外国を眺めてみると、いつも戦争の記録映画をテレビで放映している。日本にはそれがない。日本も戦争で廃墟になったし、原子爆弾で多くの人が死んだ。その廃墟から多くの困難を経て立ち上がったという記録を見せていく必要があるのではないか。中国や韓国の人からみると戦争に敗れた日本が何故こんなに豊かなのか、今の状態のみ見て不満に思うのではないか。また比較論だが、日本は異常にどこの企業も残業が多い。アメリカでも、イギリスでも5時半になると例外はあるものの、社員はさっさと帰ってしまう。日本はそれほど残業をしなければ会社や国は回らず、逆に欧米は回るのかと考えてしまう。そろそろ残業を多くやることで企業としても又国レベルでも得られるものと失うものがあることを考える必要がある。アイシンでも生産技術のような部門は、慢性的な人不足で、残業をいくらしても足りないくらいにも思えるが、一般に欧米と比べ、日本は残業によって父親と子供の会話の時間は極端に少なく、また若いカップルの場合も残業ばかりの状態では少子化対策も難しい。余裕を持った時間が持てるよう労使ともに真剣に考える時ではないか。アメリカではファミリーバリューというのが大統領選でも争点になるが、家族という価値を見直して、家族・子育てをどうするのかということを、考える時代に来ているのではないか。最近の目に余る子供の犯罪の視点からだけでなく、資源のない日本の将来の人材育成の観点から家庭での父親の存在をもっと考える必要がある。

 一方、時間を効率的に使う労使双方の努力も不可欠。我々は会議というと30分とか1時間の単位で考えるが、10分で終えられる会議もある。てきぱきと進めるという考え方もある。5時半に仕事を終えるには、管理者のリーダーシップが特に重要だ。何を優先し、何をやめるかとかの判断を部下に示すことだろう。イギリスのイートン校の卒業生は戦争時の死亡率が大変高いが、それは危険な任務に直面した時、リーダーとして率先し国民に範を示す様に教育を受けているからだという。リーダーには率先垂範が求められる。

 我々の世代は親の姿を見て育った。しかし、今の若者はその父親の働く姿を知らない。父親の存在がないというのは子供の教育にとってどうかと思う。時には早く帰って、スポーツやコミュニティ活動でもなんでも良いから子供とスキンシップをとることが重要ではないだろうか。ユダヤ人の父親は子供が13才になるまで自分の責任として子供の面倒を見るそうだ。それは母親より父親の方が社会との接点が多く、社会からみて子供の位置づけがわかるからだという。一方母親は、良い子もダメな子も等しく愛するところがあるから、父親の方がフェアに子供をみられると考えている様だ。だから米国ではユダヤ人が人口比率が1%以下にもかかわらず、大学院進学の30%はユダヤ人といわれている。日本が素晴らしい国になるために父親の存在が必要だし、親子の会話がもっと必要だと思う。

 日本では学校と社会の隔たりも大きい。学校の先生は最後まで、学校の先生だ。企業と学校の人材交流がもっと必要だと思う。アメリカに駐在していた頃、高校生の娘が模擬で株取引をすることがあった。こういう勉強を通し社会との交流という機会があり、なぜ勉強は必要かを学ぶ。ある時には高校で、大統領選ともなると、クラスの子供たちが候補者それぞれどちらかに組してディベートをやっていた。日本では例えば、民主党の小澤さんと自民党の安倍さんの主張のどちらかに模擬で味方し、高校でディベートするなどということはないと思うし、父親と息子がそういうことを語り合うということも少ないだろう。企業も子供達に時々オープンし、世の中にはいろんな仕事があるということを見せて子供や学生と接点をつくるのが重要ではないか。

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18年7月度産業懇談会(火G)模様

 テーマ:『 名古屋のニッチトップ企業 』

日 時: 7月18日(火) 12時00分〜14時00分
場 所: 名古屋観光ホテル 18階 伊吹の間
参加者: 17名

スピーカー:
  岩田 憲明(いわた のりあき)
  愛知学院大学 経営学部教授
岩田 憲明(いわた のりあき)氏
 
  不景気な時に、名古屋にもこんな元気のある企業がある。皆で頑張ろうと企業を紹介していた。最近は、名古屋が見直されて、「名古屋は元気」と持ち上げられて、油断をしすぎのようにも思う。再び、本の執筆の話があるが、しっかり腰を落ち着けて経営をしている会社があるというニュアンスで書きたいと思う。

 昔は、本を読むのが好きで学校に行き、経営学を学んでいたが、ある時、本を読んでいるのではなく、地元の中小企業で素晴らしい技術を持っている会社を探して紹介したいと思った。そのチャンスを与えてもらったのが、名古屋商工会議所の那古野塾だった。そこで、講演の内容のエッセンスを書いて本を出した。名古屋市工業研究所の異業種交流会でもアドバイザーとして参加し、毎月1回企業視察をしている。海外にも毎年視察し、昨年はウラジオストック、今年はウクライナ、ベラルーシへ行く予定だ。皆が行っていないようなところだ。情報源のもう一つの名古屋経営研究会は、なにもしない顧問で参加し、社長さんの話を聞いている。

 この地域には、限られた分野で、日本トップという企業が大変多いことにビックリする。今度の本で取り上げたいとも思っている。経営はほとんど裏話で、自分なりの分析で紹介するつもりだが、名古屋のニッチトップにしたいと思う。ニッチは壁のくぼみという意味で、そういったスペース・市場においてナンバー1の企業がニッチトップだ。

― 安価なものを扱い、消費量が多くもない食品や日用雑貨という分野では次のような企業がある。

■真誠 関ヶ原インターのすぐ傍に、ゴマの博物館を有する。元々、創業者の社長(現会長)が商社にいてゴマを扱っていた。商社にとってはゴマはゴミと言うぐらい安くて商売にならないため取扱いをやめようとしていたところ、その効能を確信した社長が独立して起業。ゴマの皮は物理的にすり合わせてむいているところに技術がある。パンにぬるゴマペーストなど、用途開発を手がける。社員教育もユニークで、社長の考えを本にまとめ、社員に配って勉強している。

■伊那食品工業 寒天でトップ。伊那インターのすぐ近くに大量生産工場有り。和菓子屋と一緒に共同開発をするためのラボがある。コミュニケーションが重要だと共同開発の相手には、名古屋に泊まってもらって、日帰りでは帰さないというユニークな方針がある。

■天狗缶詰 鶉の卵でトップ。三河は鶉卵の産地で、小さな鶉の卵の皮をむく技術がある。元々、はごろも缶詰の下請け。おでんの缶詰が成功。最初はカゴメと共同開発して販売したが売れず、消防署や自衛隊の非常食として販売。インターネットで紹介していたところ、ベンディングマシン企業からアプローチがあり、全国的に広がった。

■貝印 使い捨て剃刀トップ。岐阜の奥で内職で組み立てられていたものを、ひとつの工場にまとめて、刃、取っ手のプラスチック、パッケージまで全てオートメーション化した。

■タニサケ ゴキブリ殺虫剤トップ。殺虫剤の開発、製法もオープンにしている。生産工程で月間200件の改善。売上高経常利益率30%。コストダウンを徹底し、知恵工場という。従業員に何をやったら儲かるのかを考えさせる経営の徹底。

― 生産財の分野でも日本一がある。

■フジミインコーポレーテッド シリコンウエハの研磨材トップ。細かい粒子をそろえる技術がユニークで門外不出。ここが止まると、シリコンウエハが生産できないと言われている。

■本多プラス 小型プラスチックビントップ。化粧品の材料が変化するのに合わせてプラスチックビンの素材も開発。本多電子の親戚。新城に本社。豊橋地区は筆の産地で、元々筆のキャップを作っていたのが出発点。修正液のビン、化粧品のビンへと繋がった。

■成田製作所 鉄道車両用の連結幌トップ。99%がこの会社のもので独占状態。

■森松工業 ビルの屋上にある水タンク・ステンレスタンクトップ。パネル工法を開発。上海の浦東空港近郊に工場を有し、インターネットを活用して工場経営を行う。社長は日本にいて、工場内のカメラをリモコンで操作し工場内の状況を把握。

■兼房 工業用刃物・製材所での木材加工用刃物トップ。いつまでも切れ味を保ち、へたらない。伊勢湾台風の時に工作機械メーカーの多い大口町へ移転。

■スギヤス 自動車整備用のリフタートップ。ビシャモンブランドで圧倒。

■本多電子 超音波機器トップ。癌などの検査機器・超音波顕微鏡を手がける。工場を有せず、研究開発のみ。

■フルタ電機 工場内ファントップ。ビニールハウスのファンへ展開。海苔の乾燥機、茶畑の防霜ファンを手がける。茶摘ロボット開発。家庭用から離れて農業・漁業向けに活路。

■樹研工業 100万分の1グラムの歯車などの超小型プラスチック部品トップ。

■江南特殊産業 電鋳金型トップ。自動車の皮シートの模様転写技術。メッキ技術の応用。本田自動車から全ての自動車メーカーへ展開。愛知ブランド受賞企業。

■立松モールド インパネ金型トップ。30t大型金型の製造技術。

■ISOWA 段ボール製造ラインのトップ。段ボールの内側のなみなみを作る技術、印刷しカットする技術を有する。キャノンとの共同開発プリンターで、マイ段ボール、マイボックスを開発。

■生方製作所 バイメタルスイッチトップ。名工大の先生が起業。地震時にガスを止める感震器開発。パソコン落下時の無重力を感知してデータ保護する装置開発。

■ファースト 組立式メニュースタンドを開発。元々看板屋で、メニュースタンドを標準化してパーツに分けることに成功し、看板メーカーに納めている。

■八幡ねじ ねじをジャストインタイムで、ホームセンターに配達。作るノウハウではなく、届けるノウハウで成功。富士通のSEが第二創業。

― 多品種少量で作ることが面倒なところを手がけているところもある。

■天龍工業 一人用、二人用、大きさが異なるバスシートメーカのトップ。

■パブリック 飲食店用の椅子机トップ。店舗に合わせて多品種少量で生産、ジャストインタイムが特徴。

■南谷製作所 自動車エンジンのクランクシャフト検査冶具製作。シリンダーブロックの検査冶具。穴の大きさ、向きにあわせて検査できる治具に特徴。

■コメ兵 いくらで売れるかということを前提として、買取のノウハウを活用。

― 顧客層を限定してしまうというものもある。

■ヴィレッジヴァンガード マニアックな若者向けの本と雑貨の店。変人・奇人しか相手にしない。普通の人が行っても欲しいものはなにもないという特色がある。

■松永製作所 車椅子を量産化してコストダウンを図った。

■二デック 興和の技術者が独立して起業。眼鏡店の検査機器でスタート。

― 成熟市場を狙った企業もある。

■あいや 抹茶を扱い、抹茶アイスなどの用途開発。

■美濃坂 焼肉のさかいの関連会社。関の刃物を販売。槍を製作し、浅草で販売したところ外国人バイヤーの目に留まって大ヒット。十手、熊手も手がける。

■東海機器 畳ロボットの開発成功。

■TBR 組み紐でトップ。

 名古屋の経営者のマインドを分析すると、親戚、兄弟が周りにいて、倒産、夜逃げが出来ない。存続そのものが重視される環境にある。ここではずっと続いていることが重要。
 御園は、そもそも伊勢神宮に納める野菜を作ったところと言われる。そのことからもわかるように、この地域は農業が豊かで、商業がさらに発展した。
  消費者の行動は、バーゲンセールになると駐車場に入れないというくらいで、それまで品定めにずっと考えていて、いざとなったらすばやく行動する。見る目が厳しい。
  レストランは食べられれば良いという店がなく、店と家庭との戦いの場となっている。
  トヨタでいじめられた部品メーカが世界一になっている例もある。
  関東・関西からの脅威に晒され激戦区。激戦区だから鍛えられる。本業を重視して、差別化に努力している。ホームランではなく、ヒットの積み重ねを狙う。小さな市場で、特殊な市場ではあるが、1千万人の市場でもある。

 オーナー企業が長期投資をし、内部留保に努めたり、伝統的モデルは非公開企業で大企業。安定、ゆっくり成長を狙うのがこの地域の特色だが、ヒルズ族に代表される上場、急成長を目指すシリコンバレーモデルの対極にある。私立大学だけでも年間1万人が創出され、空港、港、東海環状道などの万博後のインフラも残っていることが強みだ。さらに銀行は名古屋金利といって厳しい貸出競争に晒されているが、ここを勝ち抜く三河の信金などは全国的見ても財務体質が優良だ。

― 最近は、名古屋から関東へ進出し、本社を東京に移す新名古屋モデルも出てきている。

■プラザクリエイト 写真現像。

■モック 結婚式の二次会サービスのエージェント。

■世界の山ちゃん 社長が元自衛官。手羽先から揚げで成功。

― 他府県出身者で名古屋で成功していく例として

■ヴィレッジヴァンガード

― 再起型として

■引越社 旦那がリストラされたのを、奥さんが社長として頑張って成功。

■セリア 友人の借金の保証人となって失敗した社長が100円ショップを展開して成功。

 新名古屋モデルは存続志向から成長志向へと変わりつつあり、その原動力は若者であり、よそ者であり、再出発だ。新たなトップ企業が生まれて来ることを期待したい。

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18年7月度産業懇談会(水曜1G)模様

 テーマ:『 普段着の教育とその到達点−東大・甲子園・全中優勝− 』

日 時: 7月19日(水) 12時00分〜14時00分
場 所: 名古屋観光ホテル 18階 オリオンの間
参加者: 22名

スピーカー:
  足立 誠(あだち まこと)
   学校法人 愛知真和学園大成中学・高校 理事長・校長
足立 誠(あだち まこと)氏
 
 愛知の私学は構造不況だ。私立高校の募集人員に対する充足率は95%で、この5%不足した状態での経営は大変厳しい。私立学校の経営は、国からの補助金と学納金の7割は人件費で消え、残りは消耗品の購入費に消えてしまう。生徒が多ければ、募集人員の10%程度上回って採りたいところだ。それなら、ようやくお金が学校に残る。

 この構造不況ともいうべき状況の主な原因は、一つ目に、少子化である。15才人口は、昭和63年をピークとして今年は59%しかいない。

 二つ目の原因は、計画進学率の問題だ。愛知県の中学から高校への進学率の実勢は91%前後にも関わらず、県教委で進学率を93%で見積もって公立高校の入学定員を決めている。公立校と私学の割合は2対1だ。そのため、その差2%の1,400人相当が本来私立に入学するところ、公立校に流れてしまう。その人員は中規模の私立校3〜4校になる。

 私学にも、もちろんファンがいるけれども、一般的な家庭を見ると、平成になってからこれまで、ずっと不景気で、ひと月4万円程度の学費が必要な私立へ進学させることは大変厳しくなった。これが三つ目の原因だ。一方で、一人の生徒を教育するために必要な投資は、公立校の全国平均で年間110万円。私学は国からの助成金28万円と学納金48万円の合計76万円。これで、公立校と同じ効果を出す必要がある。さらに、公立校における6年一貫校では年間200万円もかかるというが、最近は私学各校に押し並べて予算を出す仕組みから私学それぞれの特色教育に重点的に配分する方式に変わってきた。

 これまで私立は1校たりとも潰さないと言われてきたが、規制緩和の影響も出てこれがなくなった。先発組のいわゆる「勝ち組」の私立校が定員を増やすと、次々に学校が定員を増やし、最後には定員の半分も充足できない学校が出てきてしまう事態になってきた。これが四つ目の原因だ。

 さて、当学園は昭和2年の稲沢高等女子校を創立したことに始まり、80年になる。創立者は寺の住職で、学校もピーク時には、適正規模が1学年300人のところ、550人の生徒がいた。しかし、その後生徒が減り続けて、1学年200人まで落ち込んだ。そこで60年間の成果を問う形で、昭和63年、県内で55番目の私学として大成高校を設立した。3学年分675名が収容できる校舎と体育館を第一期工事で建てた。

 第二世代の現学園長が、「進学と野球」、「学力と躾」をキャッチフレーズとした。平成4年には、中学を設立した。

 開校当初、大成高校は進学を目指す普通科を立ち上げたにも関わらず、受験者は公立校の工業科とかけてきた子達もいて戸惑った。

 教育方針は「学力」と「躾」で、この「学力」と「躾」については最近ほとんどの私学で標榜するようになった。

 まず学力であるが、3年間で学力をつける努力は必要と考えるものの、良い生徒を集めることも大変重要だ。もともと大成に入ってくる生徒は、中学で一所懸命勉強をやっているが、結果が出ないとか、やる気があるが力がつかない生徒、あるいは本人は高校に入ると遊んでしまうか勉強するかわからないけれど、良い学校だからと親から背中を押されて入ってきた生徒のどちらかが多かったが、最近はそういう層が、社会の全般的な流れの中で少ないので大変だ。

 毎年のレベルアップは大変難しいが、なんとか現状維持をしている。

 当校のような小さい学校が、どうPRできるかというと、卒業生に対する国公立大学への進学数だ。国公立大合格者の推移は、第一期生の卒業者が出た平成2年度は6人で、17年度は62人となった。国公立に強いという進路方針と世の中のニーズが合って、週刊誌が取り上げ、その中で全国の高校ベスト300校に入れてもらった。平成17年春には初の東大合格者も出した。

 PRという点では、入学競争率が10倍を超える学校は、必ず新聞が取り上げてくれる。そういうことも気にしている。

 学習指導が生活指導だと思っている。躾については、信用、信頼の上に正しい人間関係は育つと考えている。掃除も自分たちでさせ、携帯電話は校内への持ち込み厳禁にしている。頭髪、スカート丈なども厳しいもが、ブロークンウィンドウ理論に基づいて、小さいことも見過ごさなければ、規律は守られると思っている。ゼロトレランスは小さな違反も見過ごさないということで最近は公立校で言われるようになったが、運用には私学の温かみが必要と考えている。

 クラブ活動も強化クラブを設けている。大成高校の硬式野球部は平成7年に県の秋季大会で優勝し、東海地区でベスト4になったが、平成13年に同校の野球部は募集を停止して廃部した。一方で、稲沢女子を共学とする起爆剤として、同年愛知啓成高校に移した。一人の良い選手が、仲間の選手を1〜2人、さらにその友人(野球部員でない)を2〜3人を連れてくるということがあるので、生徒募集には予想以上に効果がある。愛知啓成高校は、創部5年目の平成18年の選抜で甲子園出場を果たした。

 柔道は中学、高校とも健闘。平成17年度に全国中学校柔道大会で2度目の優勝を果たしたほか、近代柔道杯、全日本選抜と合わせて三冠を制覇した。

 生徒を集めるためには、PRが大事だ。テレビコマーシャルをし、マスコミ・TV局の要請には出来る限り答えるようにしている。

 厳しい学校ではあるが、明るく開かれた学校という、イメージ作りも必要だと考えている。

 スクールアイデンティティ(SI)として、まずスクールカラーを大成高校はダークブルー、中学はダークグリーン、愛知啓成はピーコックブルーにした。6年一貫コースは、スタディとイデアを合わせてステューディアコースと命名。特進コースは宝石を意味するラトナとイデアをあわせたラトディア。愛知啓成ではサミッティアとコースをつけた。

 後発の学校なので、打てる手は全て打つ。校長(有名公立高校)も教頭(有名私立高校)も高校生活・大学受験で苦労した者で、出来ない生徒の気持ちはよくわかるつもりだ。中学3年の1学期までに中学3年間の勉強を終えて、高校の勉強に入っていくが、わからない生徒には正規の授業の中で、必ず復習させている。高校では基礎、基本をしっかりやることが大切だ。かつて、京都大学のアメフトの指導者がこういうことを言っていた。京大のアメフト部が強いのはなぜかと聞かれるが、答えは、新入部員の練習として基礎ばかりやっているからだ。それだけをやると嫌になって辞める奴と、頼むから次を教えてくれという奴が出てくる。後者を教えると良い奴に育つものだと。

 こういうことが普段着の教育だ。

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【新会員自己紹介】
阿比留 卓雄(あびる たくお)氏

阿比留 卓雄(あびる たくお)

鉄建建設株式会社名古屋支店 執行役員支店長
【鉄建建設株式会社名古屋支店】
〒450-6033 名古屋市中村区名駅1-1-4 JRセントラルタワーズ33階
TEL:052-581-9225 FAX:052-581-9654
URL:http://www.tekken.co.jp/

鉄建建設の阿比留でございます。このたび産業懇談会火曜グループに参加させていただくことになりました。前任の支店長同様、よろしくお願い申し上げます。

弊社は鉄道の建設・保守専門会社として昭和19年2月1日、鐡道建設興業株式会社として設立され、昭和39年創立20周年に現在の鉄建建設株式会社に社名変更し、今日に至っております。
現在でも鉄道関連は得意分野ですが、土木・建築何でもこなす総合建設業でございます。

入社以来大半を東京23区で過ごし、名古屋は東京以外での初勤務地となります。
出身は長崎県の対馬で趣味は旅行、高校時代はサッカーをやっておりました。

会員の皆様のご指導ご鞭撻をよろしくお願い致します。

天谷 昭裕(あまや あきひろ)氏

天谷 昭裕(あまや あきひろ)

ジェイアールセントラルビル株式会社 取締役社長

【ジェイアールセントラルビル株式会社】
〒450-6020 名古屋市中村区名駅1-1-4 JRセントラルタワーズ20階
TEL:052-586-8760 FAX:052-586-8703
URL:http://www.towers.jp/

ジェイアールセントラルビルの天谷と申します。この度、産業懇談会の木曜グループに参加させていただくことになりました。よろしくお願い申し上げます。

私どもの会社は名古屋駅上に位置する、JRセントラルタワーズを運営しております。会社は平成6年に設立され、同年の8月にビル建設着工、平成11年12月に完成しております。

館内に、オフィス、百貨店、ホテル、レストラン街を有する延床面積約41万平方メートルの国内最大規模のビルで、駅ビルとしては世界最大ということで、ギネスの認証も頂いております。

おかげさまで、今年で開業7年目となり、名古屋のランドマークとして近隣の皆様にも馴染んで頂いております。
懇談会の場を通じて交流の輪が広がっていくことを、楽しみにしております。

金子 功男(かねこ いさお)氏

金子 功男(かねこ いさを)

新英金属株式会社 取締役社長

【新英金属株式会社】
〒446-0072 愛知県安城市住吉町3-12-1
TEL:0566-98-2211 FAX:0566-98-6250
URL:http://www.shineikinzoku.co.jp

新英金属株式会社は、鉄スクラップ(鉄屑)・ステンレス屑・非鉄スクラップ(銅・アルミ等)・金属製品の購入・加工・販売を行っています。

西三河を主要拠点として東海3県にわたり、トヨタグループとの取引を中心に、事業を展開しております。鉄・非鉄資源のリサイクルを通じて、環境と人にやさしい企業活動を進めることにより、社会に貢献し、明るく信頼される企業と社員の至福を目指しております。

いろいろな業種の方、諸先輩との交流を楽しみにしております。
よろしくご指導、ご鞭撻の程お願い申し上げます。

川上 泰明(かわかみ やすあき)氏

川上 泰明(かわかみ やすあき)

株式会社エヌ・ティ・ティ・アセット・プランニング東海 取締役社長

【株式会社エヌ・ティ・ティ・アセット・プランニング東海】
〒451-0075 名古屋市西区康生通1丁目32
TEL:052-524-1155 FAX:052-524-4624
URL:http://www.ntt-ap-tokai.co.jp/

NTTアセット・プランニング東海の川上泰明でございます。

この度、産業懇談会水曜第2グループに参加させていただくことになりました。

当社は平成2年に設立され、NTT西日本100%出資会社として、【1】不動産事業、【2】ビル管理事業、【3】駐車場の経営、【4】テニススクールの運営、などの業務を行っています。いつも感謝の気持ちを忘れずに、お客様のお役に立ち、お客様から信頼されるよう努めていく所存でございます。

お蔭様で5年間続いた単身生活が解消され、岐阜市内から通勤しております。

会員の皆様方との新たな出会いを大変楽しみにしております。若輩者ですが、前任者の小木曽同様、ご指導ご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

河田 正(かわた ただし)氏

河田 正(かわた ただし)

エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社東海支店 支店長

【エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社東海支店】
〒460-0003 名古屋市中区錦1-10-20 アーバンネット伏見ビル
TEL:052-232-1011 FAX:052-232-1012
URL:http://www.nttud.co.jp/

NTT都市開発の河田でございます。

このたび「産業懇談会水曜第2グループ」に参加させていただくことになりました。前任の佐鹿同様お付き合いの程よろしくお願いいたします。

私どもNTT都市開発は全国6地域(北海道、関東、東海、関西、中国、九州)におきまして、賃貸不動産の開発、分譲マンションの開発販売等、不動産に関わる事業をおこなっております。

不動産事業は、それぞれの地域固有の文化・社会・環境・生活に密接に関連する事業であると理解しております。

その意味でもこのたび参加の機会をいただけました事をきっかけに、皆様方との交流を通じて多面的視点からのご示唆を賜ることができるものと期待しております。

酒井 吉彦(さかい よしひこ)氏

酒井 吉彦(さかい よしひこ)

名古屋ターミナルビル株式会社 取締役社長

【名古屋ターミナルビル株式会社】
〒450-0002 名古屋市中村区名駅1-1-2
TEL:052-566-3155 FAX:052-566-3170
URL:http://www.termina.co.jp/

名古屋ターミナルビル株式会社の酒井吉彦です。この6月前任の寺島優から引き継いだもので、前任者同様これからもよろしくお願いいたします。

前職はジェイアールセントラルビル株式会社に居りまして、建設時代から関わっておりましたから十二年タワーズの仕事に関わっておりました。ということで、これまでの勤め人生活の最近ほぼ3分の1近くを駅ビル稼業で過ごしております。この間に名古屋駅周辺が大きくかわりつつあり、これからの展開を大いに期待いたしておるところです。

皆様との行き来を通して、ご指導・ご鞭撻を賜りますようお願いいたします。

柴田 司(しばた つかさ)氏

柴田 司(しばた つかさ)

全日本空輸株式会社 執行役員名古屋支店長

【全日本空輸株式会社】
〒461-0005名古屋市東区東桜1-1-6 住友商事ビル3階
TEL:052-971-2221 FAX:052-971-2287
URL:http://www.ana.co.jp

ANA名古屋支店柴田でございます。

ANAは、今年7月より中部経済同友会に入会させていただくことになりました。
産業懇談会(木曜グループ)への参加も勿論初めてでございます。
どうぞ宜しくお願いいたします。

航空運輸業は「安全」がすべてです。皆様方の身近にも起こっていると思われる「ハインリッヒの法則=1(重大な事故や致命的な失敗):29(軽傷事故や顧客から苦情がくる失敗):300(ヒヤリ・ハット)の法則」の実態などをご教示いただきながら、「あんしん、あったか、あかるく元気」なANAを築いて参りたいと存じますので、ご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

柴田 光朗(しばた みつろう)氏

柴田 光朗(しばた みつろう)

株式会社電通 執行役員中部支社長

【株式会社電通】
〒460-8445 名古屋市中区栄4-16-3
TEL:052-263-8000 FAX:052-249-1013
URL:http://www.dentsu.co.jp/

電通中部支社の柴田でございます。

この度、産業懇談会水曜第二グループに参加させていただくことになりました。
前任の出村同様よろしくお願い申し上げます。

大学生活と1990〜1998年の電通東京本社勤務を除けば、生粋の名古屋っ子です。地元の多くのお得意様とメディアの人々の御厚情を頂戴して広告人として育成していただきました。今後は中部から全国へ又世界へ多くの情報発信のお手伝いをしてまいりたいと考えております。

産業懇談会で、皆様と一緒に勉強させていただく事を楽しみにしております。
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

杉田 章夫(すぎた あきお)氏

杉田 章夫(すぎた あきお)

株式会社テクノ菱和 取締役名古屋支店長

【株式会社テクノ菱和】
〒456-0053 名古屋市熱田区一番2-1-43
TEL:052-655-0701 FAX:052-655-0711
URL:http://www.techno-ryowa.co.jp

株式会社テクノ菱和の杉田章夫でございます。
この度、産業懇談会水曜第1グループに参加させていただくことになりました。
前任の内山同様よろしくお願い申し上げます。

当社のコーポレートメッセージは「空気と水のテクノロジー」です。メッセージが示すように建築物の空調・衛生・電気の設計施工を行いお客様のニーズにあった設備を提供させていただいております。特にクリーンルームに代表される産業設備においては当社の力を多く発揮できる場となっております。

私は東京、九州を経て10年ぶりに古巣である名古屋に戻ることができました。愛着のあるこの名古屋で、地域の皆様に貢献できる支店創りを目指し頑張りたいと思っています。

中部経済同友会・産業懇談会という、広い分野の先輩方とお知り合いになれる機会を与えていただいたことに、心より感謝しております。若輩者ですが皆様のご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

寺岡 俊介(てらおか しゅんすけ)氏

寺岡 俊介(てらおか しゅんすけ)

三菱UFJ信託銀行株式会社 常務執行役員

【三菱UFJ信託銀行株式会社】
〒460-0003 名古屋市中区錦三丁目21-24
TEL:052-239-5910 FAX:052-239-5883
URL:http://www.tr.mufg.jp/

三菱UFJ信託銀行の名古屋駐在として、7月初めに着任致しました。
初めての名古屋勤務、初めての単身赴任・・・等々、初めて尽くしの充実した毎日を過ごしております。

又、この度、産業懇談会に入会、水曜第2グループに参加させて頂く事となり、更にNagoya Lifeの幅と深みが増すものと、楽しみにしております。

世話人の片桐社長様を始め、メンバーの皆様には、公私共のご指導・ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。

長谷川 幸人(はせがわ ゆきと)氏

長谷川 幸人(はせがわ ゆきと)

愛三工業株式会社 常務取締役

【愛三工業株式会社】
〒474-8588 愛知県大府市共和町1-1-1
TEL:0562-48-6213 FAX:0562-48-6324
URL:http://www.aisan-ind.co.jp

愛三工業の長谷川でございます。
この度は産業懇談会火曜グループに参加させて戴くことになりました。 どうぞよろしくお願い致します。

愛三工業株式会社は自動車部品の製造・販売をいたしており、主要な製品はエンジンの燃料噴射にかかわる部品であります。
お得意先は国内の殆んどのカーメーカーさんと海外ではルノー、フォルクスワーゲン、フィアットなどです。
おかげをもちまして現在は繁忙をきわめておりますがやはり製造業の原点は「ものづくりひとづくり」だと思います。

火曜グループにご参加されておられる多くの皆さまとの出会いを通じて勉強をさせていただきたいと思っております。ご指導の程何卒よろしくお願い致します。

吉田 忠義(よしだ ただよし)氏

吉田 忠義(よしだ ただよし)

株式会社ジェーシービー 執行役員東海支社長

【株式会社ジェーシービー】
〒460-0004 名古屋市中区新栄町2-13栄第一生命ビル1階
TEL:052-973-4015 FAX:052-973-3931
URL:http://www.jcb.co.jp/

JCBの吉田でございます。この度産業懇談会火曜グループに参加させていただくことになりました。前任の青島同様よろしくお願いいたします。

当社は、日本発唯一の国際クレジットカードブランドとして190の国と地域に展開しています。本年は設立45周年を迎え、現在会員数5,770万人、加盟店数1,383万店となっております。この東海地区においても、昨年4月に東海支社を設置し(従来は東海営業部)、ブランド拡大のみならずCSR活動にも一層注力しております。

昨今クレジットカードの利用は、電気・ガス・NHKなど公共料金までカード支払いが広がり、近い将来には地方税など公金支払いまでカード支払いが可能となります。当地区においても健全で成熟したカード社会の形成を目指し、地域経済の発展に寄与したいと思います。

若輩者ですが、皆様のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申しあげます。

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【9月度産業懇談会開催日程】
【9月度産業懇談会】 (場所は名古屋観光ホテル 18階 伊吹の間です。)
グループ名 世話人 開催日時 テーマ・スピーカー 場所
火曜グループ
各務芳樹
深田正雄
9月12日(火)
12:00〜14:00

杉屋工芸株式会社の杉浦会長からのご紹介
愛知学院大学

元名誉教授 林 董一氏
「最強名古屋深層を探る」

18階
伊吹の間

水曜第1グループ

飯田芳宏
落合 肇

9月20日(水)
12:00〜14:00

富士ゼロックス愛知株式会社
取締役社長 入山 治樹氏
「富士ゼロックスグループが取り組む
CSRについて」

18階
伊吹の間

水曜第2グループ

片桐清志
谷田利景

9月13日(水)
12:00〜14:00

日本カーソリューションズ株式会社
名古屋支店長 二宮 敏夫氏
「ISO品質システムについて
     =経営者&審査員の視点から=」

18階
伊吹の間

木曜グループ

河村嘉男
倉藤金助

9月21日(木)
12:00〜14:00

医療法人朋寿会
社主 西村 利夫氏
「雑感」

18階
伊吹の間

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【お知らせ】

産業懇談会メールマガジン配信について

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【コラム】

コラム【花ちゃんからの健康だより】
〔花ちゃんからの健康だより〕 No.29

財団法人 愛知健康増進財団
保健師 佐藤 花子

食塩の話

8月の花 この花は???
8月の花 この花は???  ステキな夏を過ごされましたか?昨年に比べると蝉の声が小さい夏だったように感じます。
 さて、現代のエアコン生活では汗をかかないため塩分のとりすぎが問題になっています。実は500万年にわたる人間の長い歴史の中でみれば、塩分をとりすぎるようになったのはごく最近のこと。長い年月においては、塩分をとり体の中にいかに確保するかが大変問題だったため、少しの塩分で身体が機能するように塩分倹約体質になりました。ローマ時代には塩が給与代わりに使われたそうで、英語のサラリーはラテン語のサル「塩」からきたものです。
 食塩のとりすぎは高血圧や胃がんになりやすいということはご存知ですね。胃がんについては疫学的観点から言えることでそのメカニズムは明らかではありませんし、高血圧の原因とする考え方にも一部異論があります。とはいえ、生理学的には1日に必要な食塩は2g程度あれば普通に生きられますから、日本人の場合平均1日12g以上の塩分摂取は間違いなくとりすぎです。循環器系の医師たちは「高血圧の治療をしている人には1日6g以下の食塩制限をすべきである」といいます。食塩のとりすぎは血液の量を増やし、血圧を上げ、薬の効果を弱めてしまうからです。しかし、食塩制限は簡単ではありません。例えばラーメン1杯には7〜9g定食には6〜8gが含まれています。よほどの減塩意識がないと1回の食事で6gの壁はいとも簡単に破られてしまいます。特に男性はお酒や外食の機会が多く、女性に比べると厳しい現実がありますが、胃がんになったり、高血圧から脳出血を起こし不自由な身体にならないためには、「薄味推進活動」に参加してくださいね。塩分制限がない場合目標値は1日10g以下にしましょう。

【メモ帳】
絹のレースみたいなステキなこの花はなんでしょうか?
この花の特徴は、瓜特有の甘い香りがします。あせも予防に使う本物の天花粉はこの根からとった澱粉です。秋の終わりに赤い実をつけます。野草に詳しい人はすぐにおわかりでしたね。
(答え:カラスウリ)

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コラム【プログレスシリーズ】

株式会社リーダーズドメイン代表取締役会長
窪田経営塾塾主
窪田 貞三

『 企業の進歩発展のヒント:17 』
諦めれば成長する

 企業経営において、常に諦めることなく取り組む姿勢は大切です。しかし、やるだけの事をやっても駄目であれば、氣持ちを切り替えて、次に向かうために今の取り組みを諦めることも必要です。もちろんただ単に諦めるのではなく、大切なことは諦め方です。ではどのように諦めるか?それは、やるだけの事を精一杯やるということです。諦めるという言葉の語源をご存知でしょうか?諦めるという言葉の語源は明らかにするという意味です。字を見ていただければお解りいただけます。(みかど)がうという字から出来ています。帝が言った言葉は最終決断の言葉であり、その言葉により、物事が明らかにされるということです。企業経営において言えば、やるだけのことをやって、その結果を出し、シッカリと分析し、それを冷静に受け入れ明確な判断をするということでしょう。それが出来れば、次に向かうためのヒントにも出会えますし、やるだけのことをやったという氣持ちが次への原動力となるのです。

 

・・・・<事例研究>  社員教育シリーズ−4「ある営業マンの話」 ・・・・

 ある企業に、大変努力家で熱意に溢れる営業マンがいました。彼は、いつも新規ターゲット企業を発掘し、熱心な営業をしていました。しかし、ある時、あるターゲット企業の担当者から言われました。「大変熱心に営業に来ていただいて、その熱心さには心を打たれましたが、今年お取引させていただくのは少し難しそうなので、来年また来て下さい」と。その言葉に対して営業マンは「もう一度話を聞いて下さい。もう少し説明させて下さい」などと、先方担当者に食い下がったのです。そして時間が経過し、先方担当者が言いました。「あなたの熱心さに心を打たれ、来年こそ取引が出来るように考えていたのに、その氣持ちも理解してもらえず、こんなに何度も押し付けのような営業をされては、こちらも堪りません。あなたのような諦めの悪い人とはもう付き合いたくないので、今後一切営業には来ないで下さい!」と。

事例へのコメント
諦めも肝心!

 初めは熱心な営業マンだと思っていた先方担当者も、営業マンの姿勢に疑問を感じ初め、取引を始めると、いつもいつも売りつけられるんじゃないかと感じたようです。諦めの悪い営業マンの悪い事例であると言えます。もちろん、すぐに諦めてしまう営業マンでは困るし、やるだけの事を精一杯やった上で諦めることが大切ですが、やりすぎはいけません。仕事は、常に物事を明らかにし、現状を冷静に把握し、より良い判断と決断をしていかなければなりません。諦める=明らかにすることが大きな成果へと繋がるのではないでしょうか?

●プログレスとは

 プログレスとは、『新時代経営コンサルティング手法』として、私の会社である株式会社リーダーズドメインにおいて企業経営ご指導法として用いているもので、日々多くの企業と関わらせていただいています。同じように努力していても「潰さないための経営」より「進歩発展のための経営」のほうが企業組織は生き生きとするでしょうし、企業におけるマイナス面の分析でも、「成り立たせるための分析」よりも「進歩発展させるための分析」のほうがより良い組織創りに繋がる---と言う考えを土台に持ったものが、このプログレスです。

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コラム【苗字随想】
〔苗字アラカルト〕 No 51

片桐清志

夏・休

 日本中を野球ファンにした甲子園の熱闘と共に夏休みも終わった。本コラムも夏休みと思ったが、球児たちのファイトに負けてはいられないと気を取り直し休みぼけの頭をたたき起こしながら執筆している。

 表題の「夏休」さんはさすがに見つからなかったが、「夏(ナツ)」さんと「休(ヤスミ)」さんは見つかった。ふたりが並べば「ナツヤスミ」だ。「夏」さんはともかく「休」さんが居るとは驚く。

 「休」姓はさすがに少なく、他には「休見(ヤスミ)」「休井(ヤスイ)」「休波(ヤスナミ)」などは「安」が「休」に変化したものだろう。「休万(ヤスマ)」さんもお休みが多そうだが、ずばりの「休場(キュジョウ・ヤスミバ等)」も見つかった。スコアボードの選手名に「休場」と出ていたらややこしそうだ。

 「夏」姓は結構あって約50種見つかった。季節感あふれる苗字を紹介すると、「夏山(ナツヤマ)」「夏海(ナツウミ)」「夏凪(ナツナギ)」「夏女(ナツメ)」などがある。「夏間(ナツマ)」や「夏至(ゲシ)」は分かりやすいが「夏秋」はいつ頃のことだろう。読み方が「ナツアキ」以外に「ナカバ」の呼び方があるので夏と秋の境の頃かもしれない。すっきりしているのはナツダ!(夏田)さんだ。

>>目次へ 


【平成18年8月号編集後記】 

 大成功だった愛・地球博が終わって間もなく1年になる。当初懸念された万博の反動も杞憂に終わり、名古屋の元気は衰えることなく引き続き好調だ。9月には万博閉幕から1周年のアンコールイベントも目白押しだ。愛・地球博を単なるお祭りに終わらせるのではなく、折角学んだ「自然の叡智」を将来の発展にどう生かしていくか我々ももう一度万博の理念を見つめなおすきっかけとしたい。

 今月は新入会員を12名も紹介できた。一度に12名を紹介できるのは本誌創刊以来最多だ。交代入会の方も見えるが、新規入会の方も多い。まさしく元気な名古屋の象徴だ。多分野からの参加を歓迎すると共に、今後の当会でのご活躍が楽しみだ。

 例会模様も3グループ紹介できた。千賀さんには豊富な海外経験を元に、グローバル時代の人づくりのポイントを解説していただいた。特にこれからも日本が素晴らしい国であり続けるためには、海外の文化・考え方を学ぶ姿勢が大切だと気づかせてくれる。岩田教授のお話は教授が実際に現場に足を運んで集めた情報だけに迫力がある。企業存続を重視する名古屋流のビジネスモデルをたくさんの事例を交えてご紹介いただいた。名古屋の元気のヒミツを覗い知ることができる。足立さんからは少子化時代の教育の現場が直面している問題とその取組みをお話いただいた。「進学と野球」「学力と躾」をキャッチフレーズに頭でっかちでない、体力と精神力のバランスを重視した教育方針の成果をご披露いただいた。「普段着の教育」とさらりと言っているが、人づくりの原点を教えられる。

  まだまだ残暑が厳しいが、9月からの例会でも暑さを吹き飛ばす「熱い思い」をたくさん聴けそうだ。

(片桐)