第15号 2003.8.27発行



 メールマガジン ■産懇宅配便■

平成15年8月度(第15号) 目次
【新会員自己紹介】
大橋 憲司氏 株式会社アイポック 代表取締役
真鍋 和雄氏 永楽自動車株式会社 取締役社長
山岡 公美氏 株式会社 堀場製作所 常務取締役
【9月度産業懇談会開催日程】
【10月度産業懇談会開催日程】
【お知らせ】
【コラム】〔苗字アラカルト〕No.15


【新会員自己紹介】


大橋 憲司(おおはしけんじ)

株式会社アイポック 代表取締役

 

【株式会社アイポック】 i-POC
〒503-0006
大垣市加賀野4-1-7ソフトピアジャパン901号
TEL:0584-77-3220
FAX:0584-77-3258
mail: kohashi@i-poc.com
HP: http://www.i-poc.com


この度 産業懇談会水曜第2グループに参加させて頂くことになりました株式会社アイポックの大橋憲司です。 どうぞよろしくお願いいたします。

 弊社は、インドに独自の日本語学校を作り、優秀なインド人技術者に日本語を短期間で教育し、日本の大手IT企業で派遣技術者として提供をしているベンチャー企業です。
日本におけるIT技術者不足を海外の優秀な技術者の活用により解決し、ソフトウェアの開発コストの削減を図り、さらに海外での開発(オフショア開発)により大幅なコスト削減の提案を行っております。
現在までに、80名以上の【日本語が使えるインド人技術者】が入国し、30社以上のお客様の開発支援を行ってきました。最近ではユビキタス時代における組込系の開発人材不足に対応すべく、インド人組込技術者の提供をできる体制を構築しています。
目指すは、ITを通じてインドと日本の互いの文化交流、技術者以外への日本語教育の普及など夢は大きく、熱い情熱を持ち続けてがんばっております!

 さて、私の個人的な自己紹介ですが、58年に名古屋大学の工学部を卒業し、その後富士通、日本DEC(現在のヒューレットパッカード)、日本オラクル、マイクロソフト、ベンチャー企業と常にITの最先端企業で学ばせていただきました。
現在は、三重県四日市に 妻と一人娘(中1)と住んでおりますが、会社の本社が 大垣、営業所が名古屋、東京、さらにインドの学校と飛び回っているので、週末以外は家に帰れない状態です。たまに家に帰ると、「今回は何泊お泊りですか?」と聞 かれる始末で。
趣味は、青い海を目の前にぼんやりしたり、シュノーケリングで潜ったりすることです。
将来は、妻と二人でハワイ島に住むことを約束しておりますが、実現できるのはいつの日か?

インドに関してご興味がある方は 是非ともお気軽にお声がけをお願いいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

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真鍋 和雄(まなべかずお)

永楽自動車株式会社 取締役社長

 

【永楽自動車株式会社】 
名古屋市南区塩屋町4丁目5番地
TEL(052)823−2441
FAX(052)823−2251
http://www.eiraku-car.co.jp


この度産業懇談会木曜グループに参加させていただくことになりました。
よろしくお願いします。

弊社は、1957年中部電力の自動車の整備会社として設立され、今年で46周年を迎えました。
 この間、中部電力グループさらには一般法人・個人の自動車リース事業にも進出し、現在では約16,000台のリース車両を保有しています。
 また、カードによるガソリン販売、損害保険代理業など順次事業領域を広げ、現在では自動車総合サービス業として事業展開をしています。
 今後は、これらを基盤にエネルギー関係機器や航空機など自動車以外の物件のリースの分野へも積極的に拡大を図り、総合リース業としての地歩も築きたいと考えています。

 さて私は、中部電力(株)にちょうど40年勤務しました。前半は用地・立地業務、後半は人事・労務業務に携わり、本年6月末に弊社社長に就任しました。
 とりたてて申し上げるものはありませんが、還暦を迎えた2年半前から、下手の横好きで続けておりましたゴルフを、先生についてきちんと習おうと決心し、遅々として進まない上達にもかかわらず、今日まで続けております。
 その他には、司馬遼太郎にはまり込み、彼の著作は全て読んだこと、年に春、秋の2回、良きリーダーに恵まれて登山に引っ張っていってもらっていること、庭いじり・植物が好きなこと、鑑賞力はありませんが、絵を見ることが好きといったところが私の行動範囲であります。
 それからもう一つ、酒は長年の友であります。
 お付き合い願えれば幸いであります。

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山岡 公美
(やまおかきみよし)


株式会社 堀場製作所 常務取締役




【株式会社 堀場製作所】 
名古屋市東区葵3-15-31住友生命千種第2ビル6階
電話:052-936-5781
URL:http://www.horiba.co.jp
E-mail:kimiyoshi.yamaoka@horiba.com


この度産業懇談会 水曜第1グループに参加させて頂くことになりました山岡と申します。
よろしくお願い申し上げます。

勤務先ならびに自己紹介をさせて頂きます。
弊社は昭和28年に現会長の堀場雅夫氏により京都に創立され、本年1月に創立50周年を迎えました。創立以来分析、計測機器の開発一筋を貫き今日に至っております。弊社の事業分野はエンジン計測システム、環境計測システム、半導体・科学計測システム、医用計測システムと極めて広範囲に及んでおりますが、代表的な製品としてはPHメーターや世界市場の8割程度のシェアーを持つ大型エンジン排出ガス計測システムなどがあります。

当社の特色でもあり理想とするところは「ベンチャースピリットを持った開発型企業でありつづけること。」にありますが、この考え方は学生ベンチャーとして創業された当社の歴史や分析計測の開発を事業ドメインとして守り続けてきたことなどに由来するものです。ちなみに我が社の社是は「おもしろ、おかしく」ですが、この精神を今日においても固く守り続けています。

分析計測事業は個々の製品においては相対的に狭いマーケットを対象としながら、多額の技術開発投資を必要としますので、この投資を回収するためにもグローバルな事業展開不可避です。グローバルなデファクトスタンダードを獲得できるかいなかが事業の命運を決するといっても過言ではありません。こうした背景からホリバグループは世界21カ国に拠点を展開し、グループ従業員の半数以上を外国人が占めています。

「ハイテクの一歩先に、いつも。HORIBA」
これは我が社のキャッチフレーズですが、こうした思いで今後とも先端技術開発のお役に立っていきたいと念じています。

私自身の自己紹介をさせて頂きます。
生まれは豊橋。高校卒業まで豊橋で過ごし、大学卒業とともに東海銀行に入行、縁あって4年前より堀場製作所に籍を置くことになりました。4年間を本社のあります京都で過ごし、本年の4月に足掛け7年ぶりで自宅のあります春日井へ戻ってまいりました。

東海銀行時代には名古屋、東京、ロンドンなど各地に勤務しそれぞれの地にそれぞれの思い出がありますが、名古屋の本店に3年間在籍し地元企業の中枢の方々と知己をうることができましたことが私に取りましては公私にわたる一生の財産となっております。今回本会に加入できましたことに巡り合わせと幸運を感じています。
堀場製作所に移りまして4年間を京都ですごしましたが、メーカーの面白さ、難しさを改めて実感いたしました。ただ、京都に暮らすのは始めてでしたので歴史の重みと四季折々の古都の風情を満喫できた4年間でした。

家族は息子、娘の4人ですが子供たちはいずれも結婚して所帯を持っておりますので現在は家内と二人暮らしです。
趣味は陶磁器鑑賞や歴史小説を読むことです。ロンドンに4年ほど勤務しましたがヨーロッパにも優れた陶磁器が大変多くあることに感動した思い出があります。ただ、私個人の気持ちとしては作った人のぬくもりを伝える日本の陶器がやはり最高だと思っています。旅行に出かけてもその土地、その土地の焼き物を訪ね歩くことに傾き勝ちですが、家内ともこの点だけは趣味が合いますので二人で楽しんでいます。当地は歴史的にも陶芸のメッカですので、瀬戸や多治見などの窯元などを訪ね歩くことを楽しみにしています。

どうぞご厚誼のほど宜しくお願い申し上げます。

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【9月度産業懇談会開催日程】


9月度の例会は、グループ相互の交流と活性化をいっそう促進するため
昨年同様、4グループ合同での懇親会を開催いたします

日時:
 9月3日(水)18:00〜20:30(17:30受付開始)
場所:
 名古屋観光ホテル(2階 曙の間)TEL:052-231-7711
会費:
 お一人 10,000円 ※当日受付にて頂戴いたします
当日の予定:
 17:30〜 受付開始
 18:00〜19:00 ご講話・演奏会
 19:00〜20:30 懇親会(着席形式)
ご案内先:
 代表幹事および産業懇談会メンバーの皆様
事務局連絡先:

 担当:亀井  TEL:052-221-8901

【10月度産業懇談会開催日程】

グループ名 世話人 開催日時 テーマ・スピーカー 場所
火曜グループ 各務芳樹
深田正雄
10月21日(火)
12:00〜14:00
山清工業(株)取締役社長 山田章雄氏「TPM活動と企業体質強化 −商店経営による利益の先取り−」 18階
伊吹の間
水曜第1グループ 岩部一好
落合 肇
10月15日(水)
10:00〜15:30
岩部建設(株)取締役社長 岩部一好氏のご紹介
日間賀観光ホテル 取締役社長 中山勝比古氏「元気印日間賀島観光について」
※スケジュールなど詳細につきましては、事務局へお問合せ下さい。
日間賀観光ホテル
水曜第2グループ 片桐清志
谷田利景
10月22日(水)
12:00〜14:00
(株)花井製作所 取締役社長 花井文雄氏「『仕事ができる』とはどういうことか。−問題解決能力と問題発見能力−」 18階
伊吹の間
木曜グループ 河村嘉男
山本美知子
10月9日(木)
12:00〜14:00
(株)東海通信資材サービス 取締役社長 坪内宏明氏「ERPパッケージによる業務処理システムの切替体験談」 18階
伊吹の間


【お知らせ】

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【コラム】
〔苗字アラカルト〕 No 15
H15.8.27
  片桐清志

太陽と苗字

夏はまさに太陽の季節だ。甲子園球児の日焼けした顔は若さと健康のシンボルだ。先月の「星と苗字」に続いて、天体シリーズの第2弾は太陽にスポットを当ててみた。もちろん「太陽」さんは居る。そのままタイヨウとお読みする。しかしズバリ太陽に関係する苗字は少なく、他には「太陽寺(タイヨウジ)」くらいだ。そこで「日」に注目してみる。
星と違いこちらは種類も豊富だ。一字姓の「日(ヒ)」もある。太陽の活動に関するものでは「日輪(読みはヒワのみでニチリンの読みは無い)」「日光」「日出(ヒノデ・ヒジ・ヒデ等)」「日向(ヒュウガ・ヒムキ・ヒナタ・ニッコウ等)」「日和(ヒヨリ・ヒワ)」「日差(ヒザシ)」「日焼(ヒヤキ)」「日影」「日蔭」「日照(アキテル)」「朝日」「夕日」「日食(ヒジキでニッショクの読みは無い)」などがある。
一日の意味で使われた姓で珍しいのは「日中(ニッチュウ・ヒナカ)」「日別(ヒワケ)」「日夜(ヒグラシ等・ニチヤの読みは無い)」「日延(ヒノベ)」「日当(ニットウ・ヒアテ)」「日掛(ヒガケ)」「日暮(ヒグラシ・ヒグレ)」「日計(ヒバカリ)」などがある。
「日」姓は難読姓も少なくない。「月日」はツキヒだけなら良いが、オサ・オチフリ・タチゴリなど手を焼く。「日月」もありヒツキはいいが、ニチモリ・タチゴリ・モチツキは普通では読めない。「日日」もヒビのほかにカタチ・タチモリなどがある。さらに「日日日」に至ってはヒビカはまだしもタソカレはもうクイズものだ。
生活に密着した姓では「日用(ヒモチ)」「日頃(ヒゴロ)」「日傘(ヒガサ)」「日記(ニッキ)」などがある。
変わったところでは「日立(ヒタチ・タテユウ)」「日新(ニッシン・ヒヨシ)」「日清(ニッシン)」「日生(ヒナセ・ニッセイは無い)」「日石(ヒイシ・ニッセキは無い)」「日水(ヒミズ)」「日東(ニットウ)」「日榮(ヒエ・ヒサカはあるがニチエイは無い)」など、企業名と混同しそうなものも多い。就職活動には有利かも知れないが、ライバル企業だとややこしくなる。
もちろん、日本の姓の代表「日本」さんもいて、ズバリのニホン・ニッポンのはかにヒノモト・ヤマトという呼び方がある。

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【15年8月号編集後記】

メールマガジンの持ち味のひとつに活字の会報に比べ、よりフレンドリーなコミュニケーションがある。本誌の新会員自己紹介も定型様式の入会申込書では表現できないキャラクターがあふれていて興味深い。新会員が当懇談会でスピーチされる機会が待ち遠しい。新会員に限らず、本会会員には多彩な趣味があると聞く。是非その一端を本誌にご披露いただきたい。
夏休みを利用して最近話題の場所を二つ訪問した。ひとつは川口市に今年2月にオープンした「NHKアーカイブス」だ。アーカイブス(Archives)とはあまり聞きなれない用語だが、もともとは記録・保管所の意味で、最近では「映像などを保存し、活用する場所」として世界共通語になっているそうだ。今年はTV放送開始から50年にあたり、この50年間TVが見てきたもの、伝えてきたものを整理し広く公開していこうという趣旨で開設された。NHKのホームページの情報を頼りに雨にも負けずたどり着くと、80席のブースに若干の空席がありすぐ視聴できた。NHKが保存している映像は200万本弱だが、公開されているのはそのうちの約2000本だ。すべてデジタル化されており各種検索も可能だ。フィルムの傷の修正等大変な手間がかかるだろうが、今となっては見られない懐かしい景色や風物を瞬時に端末から視聴できる。いわば映像の図書館だ。
今秋には名古屋でも利用できるよう整備中と聞く。著作権問題等映像コンテンツの流通にはまだまだ課題は多いが、光通信を始めとするブロードバンドサービスの普及で近い将来各家庭からVTRを見る感覚で楽しめるようになるだろう。
もうひとつは「六本木ヒルズ」で、すでに行かれた方も多いだろう。テレビ朝日本社跡を中心に大規模再開発をした物件だ。恵比寿ガーデンプレイス同様、都心に誕生した異空間はさながら外国に迷い込んだかのようだ。デザインも斬新だが、店名もアルファベットがやたらと目に付く。どうやらカタカナはご法度のようだ。初体験者は迷子になること間違いなし。しばらくして効率ばかり追い求めている自分が滑稽に思えた。そうだ、ぶらぶらと散歩感覚で楽しむ気になればいいのだ。ここは手軽に行ける外国なのだから。
犬も歩けば何とかで行動すれば新たな発見にめぐり合える。産業懇談会も9月は3日に四グループ合同の夕べで懇親を深めてもらう企画だ。大いに楽しんでもらいたい。
                         
                                

(片桐)